李白と杜甫
id:ariyoshi:20040126のコメント欄にあるぶたさんさんの質問。
別れた直後のことは分かりませんが、高橋俊男さんの『李白と杜甫』という本に
とありますので、たぶんこのことなのではないでしょうか。これは759年頃の話で、二人が別れたのは745年頃なので少しタイムラグがあるのですが。私も2、3冊本を読んだだけで詳しく勉強したわけなのではないので、もしかしたらそういう逸話もあるのかもしれません。ちなみにこのあと杜甫は『夢李白(李白を夢む)』という詩を二首作ったのだそうです。すごく哀惜に満ちた詩で、杜甫が李白をどれだけ心配に思っていたのかがうかがえます。 それにしても、ぶたさんさんは今でもここを見てくれているのだろうか。今日まで気付きませんでした。すみません…。
夢李白ニ首之一
夢李白ニ首之二←この詩の三句目に「三夜頻夢君」とあり。
『李白と杜甫』 高島俊男 講談社学術文庫 ISBN:4061592912