愚民159

人はただ十二三より十五六さかり過ぐれば花に山風

舞台

友人の友人が参加している劇団の舞台を見てきました。1年くらい前に見たこの劇団の舞台が腹を抱えてずっと爆笑してしまうくらいすんげぇ面白くて、それに比べると少しパワーダウンしていたけれどやっぱり面白かった。笑いのセンスが私のツボにハマるんだろうなぁ。ちょっと前に笑いには「内へ向けた笑い」と「外に向けた笑い」があると言ったけれど、そうではなくて受け取り手がその笑いの「内」にいるか「外」にいるかが問題なのかもしれない。
一つ一つのネタは死ぬほど面白いのだけれど、全体のテーマやストーリーのオチがとても暗い上にすごく読み取りにくい。見終わった後に友人と話しているうちに色々見えてきて、やっと納得したり改めて怖いと思ったりしたのですが、最終的に友人と出した結論はこの本を書いた人は別に自分の決めたテーマを観客に読み取って欲しいなんて全然思っていないんだろうなぁということでした。だってあんな分かりにくい演出にする意味ないもん。
もらったチラシの中に「演技者。」でおなじみの「THA SHAMPOO HAT」のチラシも入っていたのだけれど、赤堀さんって実はすごくイケメンなんじゃないかと思いました。天性の胡散臭さを持っているとか言っちゃってすみません。