愚民159

人はただ十二三より十五六さかり過ぐれば花に山風

3年B組金八先生(再)

とうとう第5シリーズの再放送が始まりました。再放送するたびに録画してる気がします。うーん、でも今回はデジタル録画だし。やっぱりこの作品は原点ですわ。で、第1話の見所といえばデラに向かって「サンキュ!」と胡散臭いほど爽やかに言い放つ健ちゃんと、好太を乗せて暴走する車椅子の前に立ちはだかって「人間ブレーキだ!」とハイテンションにのたまう健ちゃんだと思うのですが*1、やっぱり健ちゃんって基本的に変だし性格悪い人だよね。ちはるちゃんが「健!」と呼んでいてびっくりした。まだ強気だな、ちはるちゃん。幸作のデレデレ顔って本当に「デレデレ」という音が聞こえてきそうだよなぁ。中野先生が情緒不安定になっていた次の瞬間、ラサール石井の陽気なCMが流れて出してなんかどうでもよくなった。
あ、そういえば最近出た金八ファンブックみたいなのを立ち読みしたのですが、水門のシーンでまったく泣けなかった風間さんがやっと泣けて云々というくだりを読んで自分も泣きそうになりました。あの時の風間氏の涙は見る者すべてに「この子を守ってやらなきゃ」と思わしめたと思うんですよ。普段ドラマや映画で全然泣かない私が涙と鼻水をずるずるいわせながら「健ちゃんは悪くないよ健ちゃん健ちゃぁぁぁぁ〜ん」と叫んでいたくらいですから。私がいまでも風間さんを追い続けているのは、彼ならまたこういう感動を与えてくれるかもしれない、と半ば確信に近い期待を抱いているからなんだと思います。つーわけで、ドラマに出させて下さい。ドラマ。この際「熱血母さん事件簿」でもいいから。
そうそう、第6シリーズがDVD BOXになるみたいですね。私が第5シリーズのDVDを買わないのは「いつかBOXになる」と信じているからなのですが、その日がくるのも案外近いかもしれない(といいな)。

*1:これってかつて恩師が出ていた『101回目のプロポーズ』の真似なのかしら?(多分違う・・・・・・)