愚民159

人はただ十二三より十五六さかり過ぐれば花に山風

世界の中心で、愛をさけぶ 第1話・第2話

今期見ないであろうドラマナンバー1だったのですが、何やかんやで2話とも見てます。見る前は綾瀬はるかが微妙だと思っていたのですが、実際見るとなかなか透明感のある知的な美少女という風情がよく出ていたし、また第1話では「眉毛、もみあげ、髪型、どれがおかしいんだろう・・・・・・」とその毛に違和感を禁じえなかった山田孝之くんも、もともとああいう役柄がはまるのか2話目以降は気にならなかったし、話自体も一つ一つのエピソードもさりげなく光っていて丁寧な作りだし、なんだかこのまま見続けてしまいそう。演出が堤幸彦さんというのにも驚いた。ああいう丁寧な演出もできる方なんですね。「ピカ☆ンチ」みたいなあわただしい印象が強かったので。
第2話のラスト、良い雰囲気の流れでキスをしようとする朔太郎をさりげなくアキが避けるというシーンがあって、その時朔太郎が「それさぁ、何な訳?」と少し怒るのですが、あの青臭くて甘酸っぱい感じがとてもよかった。
話はちょっと飛びますが、電話でコンサートや舞台のチケット取りをすることってあるじゃないですか。あれって繋がらないときはまったく繋がらないのですが、繋がらないにしてもいくつかパターンがありますよね。「しばらく待ってからおかけください」というNTTのお姉さんに繋がると「まだまだ遠いなぁ」という感じで、プップープープーという通話中の発信音が多くなってくると「なんか近づいてきているんじゃない?」という風になってきて、「ナビダイヤルにお繋ぎします。この通話はウン十秒ごとに〜」が来ると「キターーー!」とさけぶわけなのですが、この時そのナビのアナウンス後にプップープープー・・・と通話中の発信音が流れると地面にのめり込みそうなほどがっかりしますよね*1
私は土曜日に関ジャニ8のサマスペのチケ取りをしていたのですが、ナビの後に「プップープー」という発信音が流れるたびに「それさぁ、何な訳?」と言っていた山田くんの顔が浮かんでしょうがありませんでした。だってさぁ、何であそこまでいけて繋がらないわけー?
それとこのドラマを「セカチュウ」と略すのってどうなんだろう。どちらかといえば「愛さけ」のがよくないかな?なんだか「セカチュウピカチュウライチュウ」と進化しそうですよね。

*1:ちなみにこの後に「プルルルル」という呼び出し音が流れたらゴール。