愚民159

人はただ十二三より十五六さかり過ぐれば花に山風

火曜サスペンス劇場

こんばんワン・ツー!みなさん、火曜サスペンス劇場はもちろんご覧になりましたよね?そして信二ーーーー!!(生田さんの役名)と叫びましたよね?


ビジュアル面での感想を言えば「白っ!」の一言に尽きます。元々生田さんは風間氏・横山氏と並ぶ美白ジュニアとして有名なのだけれど(私の中で)、今日の生田さんは病的に白く、更に藤田朋子さん演じる姉の菜々も心臓病のせいで血色が悪いので、見た瞬間「なんて幸薄そうな姉弟なんだ」とため息が出てしまいました。こういう見た目の分かり易さは短い2時間ドラマにおいては大切な情報の一つなのでしょう。
それと生田さん演じる信二は医大の3年生らしいけど、服のセンスがあまりよくない、と思う。いつも白いインナーの上にチェックorデニムのシャツをオン。しかもチェックの柄が5年前に流行ったような感じで、もし同じクラスにああいう顔でああいう服の子がいたら「せっかく素材がいいのに勿体ないわ〜」といつも思っていると思う。けれど「でもそこが萌え〜」とか思ってると思う。(ちなみに妹は「ああいう服を着てる時点で、顔がよくてもかっこいいと思わない」とばっさり切ってた。)
それと黒髪はいいんだけど、生田さんは髪を短めにした方が似合うと思うんだよね。もうちょい切って欲しかった。でも服の微妙なダサさもあの微妙な髪型の決まらなさも信二の幸薄さをよく表していた。


このドラマの最大の萌えポイントはやっぱり白衣の生田さんでしょう!医大ってことで多少期待してたけど、白衣コスキターーー!!しかも解剖を見て、気持ち悪くてぶっ倒れてしまうという可憐さ!ごちそうさまでした!


ママラブズマンボといい、今回の火サスといい、生田さんには女家族と危うく依存し合う役がよく似合うと思う。マザコンとかシスコンという言い方はなんとなくしたくない。生田さんの持つ生来の明るさのせいか、依存し合っている役でもわりとカラッと演じてしまうのでパッと見ではよく分からないのだけれど(いや、演技自体は若干クサいんだけど)、「よく考えるとこの姉弟(あるいは母子)危ういなぁ」と思える、そんな役が生田さんには似合うと思う。単に私の萌えシチュエーションなだけかなー。黒木ママとの絡み(@ママラブズマンボ)とか大好きだったからなー。


そもそも年上の女性と絡む生田斗真というものに私は弱いのかもしれない。「エドガーさんは行方不明」で一番好きだった(萌えた)のは生田さんが櫻井淳子さんにソファーの上で押し倒されかけているシーンだった。今一番生田さんにやってもらいたいのは年上の女性と恋愛関係に陥ってしまうような役だ。生田さんはすっごい明るいんだけど実は誰にも自分の本心を見せたことのないような高校生(←ここ重要!学ラン必須!今ならまだいける!)の役で、年上のお姉さまがその明るさに惹かれていくうちに、実はその明るさの裏に潜む陰に気付きそれを癒していく、というようなわりとありがちなドラマをやって欲しいですね。ドラマの筋なんてありがちでいいんですよ。気の効いたエピソードと台詞と役者さえ揃えば。