愚民159

人はただ十二三より十五六さかり過ぐれば花に山風

CDを出すこと

未だに「感謝=∞」を聞いて「兄さんの心の歌が聞こえる!」と叫びつつリズムを刻みながら車椅子から立ちあがりたくなるような感動と衝撃を受けてしまうんですが(BY徹@夏嵐)、それってロマンチック浮かれモード過ぎるんでしょうか。だってCDから声が聞こえるんだよ!すごくない?多くの人の手を煩わせてわざわざ作ってもらったんだよ!すごくない?
私ってそういえばジャニーズ以外で誰かのファンになったことってトム・クルーズくらいしかなくって、だから自分が好きになった人の声が聞こえるCDを聞くという経験が初めてなんです。物事に初めて触れるって何事であっても衝撃的なものじゃないですか。まだその衝撃が新鮮なうちはその瞬間に感じたことを何度も反芻してみたり。自分の世界が一気に広がったような、根拠のない万能感にめいっぱい満たされたようなそんな感じ。今の私がまさにそう。CDを買ってきて、プレイヤーにセットして、そして流れてきたドリブラのイントロを聞いた瞬間の目の前がぱーーーっと開けていくような感覚を思い出すとなんでもできる気がする。お笑い芸人が企画でCDを出しちゃう時代に天下のジャニーズがCD1枚くらいで何事かと思うんですが、もう何事なんですよ!CD最高!CD万歳!やっぱりジャニーズのタレントにとってCDって未来への片道切符(往復切符なんてイヤ!)のうちの一つだと思う。の割りには全然安定とか安心とかいう言葉から程遠いエイトなんですが、だからこそファンもテイチクさんも関テ〜レさんもがんばっていて、その周りの人のがんばりや愛がエイトの魅力の一つになっているわけで、もう愛しかない!愛あらばイッツオーライ!愛は愛は愛はひと〜つだけさ〜(BYマッチ)ってなもんでして、何が言いたいかというと愛って本当に素晴らしいですよねってことです。はあ疲れた。


ってこんなことを言うつもりじゃなかったんだけどなー。何が言いたかったのかというと、キンキコンで『硝子の少年』を聞いて、当時この曲を初めて聞いたキンキファンの中で「え、キンキってこういう路線にいっちゃうの?本当のキンキはこんなんじゃないのに!」と目の前が暗くなった方も結構いたんじゃないのかなぁと勝手に思って(だってキンキさんの元々の持ち歌であんなベタベタな歌謡曲ものってないだろうし)、でもキンキさんはあの路線に縛られることなく今じゃあドームコンサートが成立するほど立派になっていて、だからエイトも大丈夫だよね!と勝手に思ったよテヘ☆っつー話だったんですが、気がつけば『感謝=∞』の素晴らしさについて語ってしまっていた。はーーーすごいね、CDって。とりあえず『大阪ロマネスク』カモン!ガチコン言わせたってくれ!


そういえばキンキコンでは『Misty』と『スッピンGirl』と『月光』と剛さんの「ハップィブワ〜〜〜スデ〜イディ〜〜〜〜アこういち〜〜〜〜〜〜」が聞けて幸せでした。全部大好きだけど、特に最後のやつを聞くためにわざわざ元旦コンに行ったようなもんなので、予想に違わぬ仕上りに大満足でした。剛さんの英語RABU。