愚民159

人はただ十二三より十五六さかり過ぐれば花に山風

あずみ見てきた!(13時公演)

少クラの録画予約をすっかり忘れて出て行ってしまったのだけれど、帰ったら父が録画してくれていた。先週少クラの録画を忘れて地団太を踏んでいる私を見て一応チェックしておいてくれたらしい。ありがとう、おとうたま!


で、『あずみ』なんだけれど基本的に映画やドラマでは泣かない私がずびずび泣いてしまった。見終わった後に真っ先に出た感想が「この話、ジャニーさんが好きそう」だった私は立派なジャニーヲタ(notジャニヲタ)だと思う。ハセの声が枯れててかわいそうだった。以下、そこまでネタバレはしてないけど隠します。




私は強い信念を持っている人に弱い。もうむちゃんこ弱い。話自体には納得しかねる展開も演出もあったんだけど、どの人も強い信念を持っていて、そういう一途な思いが発露している場面にぐっときてしまった。特に泣いてしまったのは最後のハセの見せ場で、ハセははっきりいって演技は微妙に大根だし、今日は声枯れちゃってたし、まあそこに立っているだけで妙に笑える雰囲気を持っているからそれでいいのかなぁとか思ってたら、最後にあんな見せ場があるとは。あの場面でのハセの演技は今の演技が稚拙なハセにしかできないものだと思う。もっと色々なテクニックを知ってしまったら、あんなに剥き出しな演技はできないんじゃないかなぁ。よくわかんないですけど。


それとメイサたんの演技もSHOCKに比べたら全然よくなっていて、彼女って声の出し方にちょっと特徴があるんだけど、それがそこまで目立たなかった。今回ハセとメイサたんの演技にちょっと泣かされて、逆に生田さんの演技は上手いなぁと思いつつも特にぐっとこなかったんだけど、それは前者二人の演技に荒削りで青臭い魅力があったからだと思う。結局私は発展途上のものに弱いんだなぁ。


んで、生田さんバーーーーリかっこよかった!!もう無理!アタイ、生田さんと結婚する!あの二の腕!二の腕!二の腕!二の腕クイーンだっつーの!2幕の最初に生田さんが拷問されちゃう場面があるんですが、やっぱり痛めつけられるシーンにはエロスがありますよね。薄いシャツ一枚になるから、しかもベルトを身体に巻きつけているから、生田さんの身体の薄っぺらさがようく分かってお姉さん大満足でゴワした。右肩の部分が破れて肌が見えているのも良かった。最後のカーテンコールの時に的場さんと顔を見合わせてにっこりしているのがかわいくてねーーー…はぁやっぱ生の生田さんはよかですね。いつも私の薬箱です(@らいおんハート)。


涼風真世さんが一人二役だったことに家でパンフレットを読んでいる時に初めて知ってぶっ飛んだ。淀の君の方がハマってた。的場さんは男前じゃった。ああいう不器用ゆえに自分の信念を曲げられない男っていいですよね。山本亨さんも激シブだった。銀之丞さんは舞台でもああいう役回りなんですね。


明治座売店のカオスっぷりにビビった。人形町の桜が綺麗でした。