愚民159

人はただ十二三より十五六さかり過ぐれば花に山風

がんばっていきまっしょい!

http://www.sanspo.com/geino/top/gt200505/gt2005051003.html
内亮のドラマ出演が決まりました。上の記事でも、先ほどやっていたF2でもそうだったんですが、ナチュラルに「杏&NEWS」と発表されていますね。ちょっと複雑…。


ドラマは7月の火曜10時〜だそうですが、多分ドリボが終わったらそのまま撮影に入るんでしょう。昨日の公演を体調不良でピロキが休んだと聞いて、ただでさえ城ホールコンサート・サマリー・サマスペを掛け持ちする夏を危ぶんでいたのに、そこにドラマの撮影が重なるとは。ドラマとコンサートが重なるだけでかなりキツいという話を聞くけれど、本当に二人の健康が心配でなりません。


以下はドリボパンフのネタバレになってしまうので、そういうのが嫌な方は読まないで下さい。



ドリボパンフでは一人一人がインタビューを受けていますが、「自分の強さ」を聞かれてピロキはこんなことを答えています。

根性!これは強いですよ。2グループに所属させてもらっていて、正直スケジュールとか、そうとう大変なときもあるんですけど、でもそういうときにこの根性の強さが発揮されるんですよね。

確かにピロキはここぞという時には根性を発揮するタイプだと思います。アナザーの時だったか、膝を怪我して傷口を縫ったものの舞台に穴を空けるわけにはいかず、膝の糸がぶちぶち切れるのを感じながら踊った、という話を聞いて意外と根性のある子だなぁと思ったものです。


でも基本的にピロキはヘタレな子です。わりと最近どこかで「仕事に対してすぐに『いやや』って言わないようにする」と言っていた気がするのですが、ほんじゃに!のバク転の回にバク転するのが怖くてダダをこねている姿の方が自然な姿だと思うのです。(ほんじゃに!に関して言えば、周りが自分を甘やかしてくれていることが分かっているから、ちょっと過剰に甘えているような気もするんですが。)


そんな子が自ら進んで「根性」という言葉を使うことになんだか私は痛々しさを感じてしまいます。スケジュールがきつい時「自分には根性がある」と言い聞かせながらがんばっているのかと思うと、とても切なくなってしまう。私はピロキにはのびのびと育って欲しいのです。すぐにブーたれて、ダダをこねて、時に暴言を吐いて、三馬鹿の甘さを当たり前のように受け止めて、まるちゃんの一発芸にあほみたいにゲラゲラ笑っている、そんなピロキであって欲しいのです。


ピロキの話ばかりしたけれど、それは彼が迂闊な子だから色々突っ込む糸口が多いだけで、錦戸さんも同じくらい大変だと思う。彼のように弱音を吐かない人の方がかえって怖いかもしれない。クリコン・NEWSコン・SHOCK・NEWSコン・ドリボと続いていて、そういえば春高なんかもあって、体調が万全なわけがない。(それでも彼の美貌は崩れないのだからすごい。)


アイドルは身体が資本の商売なのに、その商品を磨耗するだけの現状が納得できません。けれども掛け持ち問題にはっきりとけじめが付いてしまうことも怖い。どんなに願っても、結局応援することと心配することしかできないのだからファンは無力だ。それどころか、それでもサマスペには絶対出て欲しいなんて思っているのだから、無力を通り越してエゴのかたまりだ。まとまらないまま終わる。