愚民159

人はただ十二三より十五六さかり過ぐれば花に山風

だれか私を

ハミルトンアイランドまでつれていってください。

Hamilton Island―モーニング娘。写真集

Hamilton Island―モーニング娘。写真集

ちょっと必要なものがあって自分の部屋に探しに行ったんだけど、私の部屋は超絶汚いので「もの探し=軽いお片付け」に必然的になってしまい、探し物をしているんだか片付けをしているんだか分からなくなった頃合に、自分が一体何を探していたのか忘れてしまい、そのまま元の部屋へ戻る、ということを3回くらい繰り返さなければ探していた物を見つけられないのですが、それってちょっとやばいんじゃないかなと思う今日この頃です。私、絶対ボケる。
カラマーゾフの兄弟の下巻を息抜きにちまちま読んでいるのですが、コーリャたんという早熟の少年(13)がたまりません。『思想と現実生活に自己のすべてを打ちこむ』なんて私と1ミリも交わらないような規律を掲げている子で、同年代の子も学校の先生もそのへんの百姓もみんな馬鹿にしてツンツンと生きているんですが、アリョーシャだけにはなぜかデレデレなのです。そう、ツンデレ少年なのです!かわいい顔をしているのに自分では「いけすかない顔」だと思っているのもなんだか愛しくてしょうがないのです。この子は知識でもって傷つきやすい自分をガチガチに守っているんでしょうね。そんな武装も所詮ハリボテに過ぎないのですが。アリョーシャとの出会いで何か変わればよいですね。この小説は色々な側面から読むことができますが、「こどもの扱い方・在り方」というのもかなり重要な地位を占めている要素だと思います。だから私はこどもに注目して読んでいるわけで、決して変な趣味では……。いや、でもこの小説、何気にかわいいと形容される男性がいっぱい出てくるんですよ。一番もえもえしたのが中巻に登場する20歳のカルガーノフたんで、この子がちょっとイカしたPURE BOYなのです。カルガーノフたんの登場しているシーンは身悶えしながら読んでました。もうすぐ愛するイワンたんも帰ってくるし楽しいな〜。
それにしてもこの小説のずば抜けた先見性はすごい!個性に関する話とかまさにその通りだと思う!すげーすげー。