愚民159

人はただ十二三より十五六さかり過ぐれば花に山風

もう私にはヲタでいる資格はなかとです…。

昨日はちょっと情けないことがあって、気を紛らわすためにミニモニ。を聞きながら、あまり少女漫画を読まない私が迷わず大好きと言える数少ない少女漫画たち(『セキホクジャーナル』『くるみと七人のこびとたち』『赤ずきんチャチャ』)をぐるぐる読んでいたんだけど、この3作品ってどれも「女の子がブチ切れて男の子をぶっ飛ばしている」漫画なんですよね。小坂先生の作品なんて常に誰かが血管浮かべてるもんな。少女漫画なのに。
『セキホクジャーナル』でも好きな話は佐戸先輩がブチ切れてる話と、瓦崎が「もうオレの役割は済んだだろ!」とブチ切れてる話と、藤吾くんが「お日様の下で読める新聞なんてくそくらえだ!」とブチ切れてる話だし、『くるみと七人のこびとたち』だってカイルがくるみにぶっ飛ばされてるシーンに一番ときめくし、『赤ずきんチャチャ』で好きなのはセラヴィー先生とドロシーちゃんのやりとり(ドロシーちゃんは常にセラヴィー先生を倒そうと虎視眈々)だし…そっか、私そういうのが好きなんだ…どおりでりぼんっ娘になれなかったはずだわ…。なんつーか、暴力に愛を見出すタイプ?だからやっさんが愛故にエイトメンに暴力(本人無自覚)をふるって「こいつ、力強いんですよ〜」とかなじられてると萌えるのかしら?なんか違うような気もするが…。

小坂先生の漫画は絵がとても可愛らしいからごまかされるけど、実は少女漫画の常識をかる〜く3000フィートくらい飛び越えてる気がする。この方の会話のテンポとツッコミのセンスに憧れます。人に会うとつっこまれっぱなしの私だけど、本当はツッコミになりたいんです。「生まれ変わったら嵐ファンになりたい」というのが私の口癖だけど、同じくらいの熱量で、私は生まれ変わったらツッコミになりたい。つっこめる嵐ファンになりたい。だから、実はやっさんの気持ちも少しは分かる。でもユーにツッコミは無理だ…。生まれ変わったら一緒にツッコミになろうね、やっさん。(なんだ、この締め…)