愚民159

人はただ十二三より十五六さかり過ぐれば花に山風

ギリギリでいつも生きていたいというけれど

本当にギリギリで生きている人は「ギリギリで生きていたいから」なんて理由付けはしないんですよ。気付いたらギリギリで生きているんですよ。本当はギリギリでなんて生きていたくないんですよ。金銭的にも時間的にも、もっと余裕を持って生きていきたいんですよ。でも気付けばチケット代金を大量に振り込んでいるし、気付けば開演時間直前に会場付近を走っているんですよ。ぶち破ろうじゃなくて、気付いた時にはもうぶち破った後なんですよ。「ギリギリで生きていたい」なんて理由付けをしている時点で、その人はギリギリでもなんでもないと思うんですよ。何が言いたいのかというと、やっぱりカの人たちにあのデビュー曲は似合わないと思うんですよ。彼らに理由付けは似合わないんですよ。「〜したいから〜しよう」なんて順序立てて考えてるよりもいきなり「All or Nothing!Now or Never!」なテンションの方が似合うんですよ。いきなりハルカナ約束とか咲かされちゃう方がしっくりくるんですよ。まぁあの曲はあの曲でいいのかな?なんてったって豪華だし。私ってキャビアより明太子が好きな人間だし、結局カの人たちのファンじゃないのでよく分からないんですよ。なのでカの曲に関しては言いたいことの言いっぱなしで終わります。デビューというのはゴールであると同時に新たな試練の始まりなんですよ。多くのユニットはここで「キャラクター付け」という名の「路線変更」を強いられるんですよ。本当に言いたいことは何だったのかというと、やっぱりあの曲は馬飼野さんと久保田さんの無駄遣いなんじゃないかなってこと。私は久保田さんにはもっとポジティブなアイドル節を炸裂させて欲しいんですよ。夢で地球を回すとか最高じゃないですか。「アイドルソングは視覚的情報が加わって初めて完成する」というのが持論なので、代々木で実際に見て聞くまでどう思うか分からないんですけど。短髪の大倉はかわいいなぁ(サルヂエ)。