愚民159

人はただ十二三より十五六さかり過ぐれば花に山風

今日言われてショックだった妹の一言

「お姉ちゃんわりと童顔だったのに、最近疲れてるから年相応に見えるようになっちゃったね〜」
受験期以来肩こりとは無縁だったのだが、ここ1ヵ月くらい異常に左肩がこる。朝が一番ひどくて、痛みで下を向くことすらできない。あまりに痛いので妹にもんでもらったら固すぎて爆笑された。そして上記の一言。そういえば停滞期を脱したらしく、体重がまた減り始めた。母は「ちょっと痩せてイマドキの娘っぽくなったわよ。いいんじゃない」とコメント。私がおたくなことを心配している母らしい言葉だが、なんつーかのんきだ。のんきすぎるだろ。別にダイエットしてるわけじゃないんだぜ。3食食べてるのに痩せてんだぜ。会社の人には普通に心配された。最近みんな妙にお菓子をくれる。あと2キロ減ったら本格的に生活改善を図ろうと思う。つーかやっと係りが決まったので、生活のリズムが掴めたら自然に戻るだろう。むしろ来年あたりからは太りそうな気さえする。風邪がひどいので明日は会社を休んで病院に行こうかと思ったが、明日休んだら安田ソロコンの日に休暇をとることが確実にできなくなる。どうすればいいんだろう。なんかもうどうでもいいなぁ。やすすは何を歌うつもりなんだろう。「Shelter」「Get Back」「Act-show」「FIGHT MAN」「マーメイド」……この中のどれか一曲でもやるなら行かないと一生後悔する。「Shelter」はやる気がするんだよなぁ。ちなみに個人的に是非ともやってほしいのは「BABY!恋にKNOCK OUT!」だったりする(ヤスダ違い)。最近は帰宅して冷蔵庫に入っているマロングラッセをひとかけちびちび食べながら、トーマス・マンの短編集をちびちび読む時間に癒される。眠くなったらそのまま眠れるように布団の中で読む。社会に出たらいわゆる文学作品なんてめんどくさくて読まなくなるだろうと思っていたが、精神が疲弊している時こそ滋養に満ちた文学を少量でも摂取しなきゃやってられん。干からびてしまう。

人間の内的体験というものは、その人間が、外的に束縛のない超世間な平穏な生きかたをしていればいるほど、ますます力強くますます心を疲らすようになりはしまいか。だが、どうにもならない。生きてゆくよりほかに仕方がないのである。
トーマス・マン『道化者』)

だが、どうにもならない。生きてゆくよりほかに仕方がない。その通りだ。「自転車少年記」まではがんばる。寝ます。