愚民159

人はただ十二三より十五六さかり過ぐれば花に山風

℃-uteライブツアー2007秋〜放課後のエッセンス〜(18:30開演・YOKOHAMA BLITZ)

7人のシルエットが映し出された瞬間、強烈な実存を感じた。

「実存は本質にさきだつ」
L'EXISTENCE PRECEDE L'ESSENCE.

ここしばらく思い出しもしなかった言葉が強烈な実感を伴って点滅した。
放課後のエッセンスというツアータイトルの象徴的なこと。「℃-uteは本質(エッセンス)にさきだつ」のだ。先のエントリーで大もての歌詞を抜粋したが、あの歌詞が浮き上がって聞こえるのは、あの部分だけ異常に実存的だからに違いない。
実存主義についておさらいしなくては。でもサルトルは適当な解説書を片手にさらっと通って、ドストエフスキーを読み込んだ方がいい気がするな。単なる個人的な好みだけど。私、パンとアイドルとドストエフスキーがあればとりあえず生きていける。