『グラスホッパー』『チルドレン』
伊坂幸太郎作品って悪人と悪人じゃない人の線引きがわりとはっきりしているんだけど、伊坂作品の悪人じゃない人なら誰でもいいから結婚して欲しい。『グラスホッパー』は結局どういうことのなの?いまいちすっきりしなくて、やっぱり私には物語を読み解くセンスがないと思った。バラバラに見えた複数のエピソードが一点に収束していく流れは相変わらず素晴らしい。『チルドレン』はまさにそういう感じでした。鴨居の発言が愉快で、小説には珍しく声を出して2・3回笑ってしまった。
- 作者: 伊坂幸太郎
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