愚民159

人はただ十二三より十五六さかり過ぐれば花に山風

おめでとうございます

戸塚さん、22歳おめでとうございます。

日が変わってしまったけれど、あらためて戸塚さんおめでとうございます。今年になってから仕事が辛くて辛くて、職場で号泣という痛いことこの上ない事件を3回くらい起しているんですけど、そんな時に気まぐれに録画したはなまるマーケットがすごく楽しくて、ああこの人の行く末を見届けるまでジャニヲタはやめられないなと思いました。今年は戸塚さんのおかげで本当に楽しく過ごすことができました。

17歳の戸塚さんは「少年」という名の芸術作品でした。17歳の戸塚さんの造作は何もかもが完璧で、髪の一房が揺れるだけで世界が変わるくらい何もかもが輝いていて、けれどもその輝きが一瞬のものだということは痛いほど分かっていたから、時が流れることを惜しまずにはいられなかった。あの頃は戸塚さんを見るたびに「誰か戸塚さんに凍れる時の秘法をかけて!」と心の底から願っていました。17歳の戸塚さんは私のミューズでした。

毎年毎年、戸塚さんの誕生日が来るたびに、17歳の戸塚さんに思いを馳せていたけれど、それももうやめようと思います。

代々木のダブルアンコールの時に突然語りだした戸塚さんは立派な一人の青年でした。かつてはMC中にマイクをもたされていても何も喋らずふよふよしていた戸塚さんがあんなに立派に話せるようになるとは夢にも思っていませんでした。普段は自由すぎるほど自由なくせに、責任ある役割を任せられると必要以上に生真面目になってしまう、そんな不器用な戸塚さんが愛しい。じゃあふよふよしていた戸塚さんはもういないのかというとそういうことでもなくて、責任感のある戸塚さんとふよふよな戸塚さんは相反することなく一緒に存在するんだと思う。

戸塚さんは色んなものに興味を持っているようだけど、新しいものに興味を持ったら今までのものに対する興味が薄れるかというと、そんなことはなく自分が好きなものを全部丸抱えして突き進んでいます。同じように戸塚さんは色々な自分を丸抱えして突き進んでいるような気がする。こんなにしっかりしたように見える戸塚さんだけど、きっと今でも本気で「いつか冒険の旅に出る」と思っているのではないでしょうか。色々なことがものすごいスピードで変わっていくけれど、その戸塚さんの揺るがなさに触れるとほっとします。あまりに抱えている荷物が多すぎて、時にパニックに陥っていることもあるみたいたけど、それでも切り捨てられない戸塚さんが私は好きです。
ただ、たまには進行はふみきゅんあたりに任せて、自由に楽しませてあげたいなぁと思う今日この頃。「見た目は貴公子、動けば奇行師」、22歳もそんな戸塚さんでいて下さい。