愚民159

人はただ十二三より十五六さかり過ぐれば花に山風

黄昏ラジオ

舐めてた。私はラジオという媒体を舐めてた。
今までなぜヨコヒナファンがあそこまでレコメンにこだわるのか分からなかった。アイドルは視覚的情報が加わって初めて完成するものであり、声だけのラジオはアイドルの魅力を伝える媒体として不完全なものだと思っていた。
だけど、ラジオでしか伝わらない魅力は確かにある!ラジオだからこそ、アイドルとしての素が伝わる。私はアイドルの素顔なんて興味ないし、プライベートなんて知ったこっちゃないんだけど、「アイドルとしての素」なら興味津々。やっぱりお客さんが見えない分、リラックスしている訳です。けれども第三者に聴かせるものだから、まったくの素ではない。あくまで「アイドルとしての素」。
例えるならば、ラジオは黄昏時です。彼らの昼の顔がアイドル、夜の顔がプライベートだとすると、その間の曖昧な表情を伝えてくれるのがラジオ。アイドルとしてのベールはとても薄いのです。けれどもやっぱり素顔は見えないのです。見えそうで見えないチラリズム、これがラジオの魅力なんじゃないでしょうか。

何が言いたいのかというと、知念様って普段は「僕ってかわいいよね☆」というベールをたくさんかぶっているのですが、ラジオだと薄いんです。「僕、かわいいし(当然)」と、やや不遜な響きになるのです。まぁ言ってることは同じなんですが。ラジオだと男らしいんですよ!かっこいいんです!知念様かっこいい!でもね、「ふふっ」と笑う声とか超かわいいの!ちなみに私が一番かわいいと思った知念様の言葉は圭人に対して言った「覚悟しとけ」です。絶対あの時、かわいい顔してるね!なのに「覚悟しとけ」って!!も・もえ!!!
はぁ、なんの話だこれ。とにかく知念様のラジオが早く聴きたいってことです。