愚民159

人はただ十二三より十五六さかり過ぐれば花に山風

今日のこと

「NYC/悪魔な恋」を1枚買った。これでちょうど10枚目。それから本屋に行き、今日こそアイドル雑誌を買おうと手に取った。けれども、ぱっと開いたページの知念様がかっこよすぎて、なんだかもう嫌になってしまい、そのまま元の場所に戻した。私は梅干を見ると「ああ、これを食べたら酸っぱいんだろうなぁ」と思って、もう食べるのが嫌になってしまうのだけれど、同じように「ああ、これを読んだら私は知念様に心を揺さぶられてしまうんだろうなぁ」と思ったら、なんだかもう嫌になってしまった。精神的に余裕がある時でないとアイドル雑誌は買えない。結局、永山則夫の『無知の涙』を購入して帰宅。15歳のアイドルの言葉よりも、人に向けてピストルをぶっ放した青年の言葉の方がまだ軽く読める。永山則夫フロイトを読むように、私は知念様の言葉を読んでいるような気がする。

横アリ23日のチケットが2枚余っていたので、中2の従妹にあげた。たぶん、JUMPは彼女たちのものだ。