愚民159

人はただ十二三より十五六さかり過ぐれば花に山風

バニラ気分

知念様が本当に身長を伸ばしたいと思っているのか常々疑問に思っています。

だって、この人のペンネーム、「NYC」って入ってるくらいだよ?まだ嫌いになってないよ。最近だもん。まだ気が変わってないから、たぶんまだ知念くんのこと好きだと思うよ。


(2009年7月9日放送「Ultra Power」)

とラジオでおっしゃっていましたが、このお方はアイドルファンが移り気であることをよく理解していらっしゃいます。そして自分の個性が「小さくてかわいい」ということも分かっていると思います。以前雑誌で「声変わりをしても高い音域が出るようにしておきたい」とおっしゃっているのを読んで、自分が成長することによって失ってしまうものを本当によく分かっているなぁと感心しました。身長を伸ばしたいという気持ちに嘘はないでしょうが、「小さくてかわいい知念くん」という自分のキャラクターを的確に把握している知念様にとって、身長が伸びてその個性が失われたときにどういう方針で自分を売り出していくか、ということは課題の一つではないかと思うのです。


というわけで、身長に対して言及する知念様にものすごく興味があるので、マツケンレシピが面白かったです。身長を聞かれたときにここぞとばかりに「156cm」と答え、すかさず「早く伸びたいです」と伏目がちになる知念様に小悪魔テクを学びました。あとから山田様との身長差を指摘された時、再び伏目がちになった知念様にスタジオ中の大人がだまされたことでしょう。そうやって年上を落としていけばいいんですね、知念様!!「背が小さい」という話題に対する知念様の姿勢は俄然強めで、コンサートで自分が作詞した「おおきくな〜れ☆ボク!!」を歌ったということまで披露。どの歌詞が一番気に入っているかを聞かれ、とっさに答えられず、山田様が「いつも見下ろされるから、みんなを見下ろしたいみたいな」とすかさずフォローして、それに対して今田耕司さんが「かわいい歌かと思いきや意外と野望があるんや」と突っ込む流れが良かったです。知念様はかわいいだけじゃなくてスパイシーなお方なんだぜ!ということが垣間見える良い流れでした。あと、知念様がものを食べる姿も好きなので、色んな意味でおいしい番組でした。知念様は食べている姿を見られることがあまり好きじゃないように感じられました。知念様はノートを取るとき、ノートに顔を近づけるタイプだと思います。


つづけて「VS嵐」だったわけですが、大野くんと対峙するときの知念様は「一番かわいい自分」で武装してその場にのぞんでいる気がします。大野くんにいまいちその武器がきいていない気もしますが、その心意気がかっこよくて好きです。「アドレス消すとかマジごめん」と大野くんに言われた瞬間の知念様の100万ドルの笑顔が眩しかったです。ジャンピングシューターの時に華麗に両手でボールを投げ込む知念様がすごくかっこよかったのですが、それ以上に天下の二宮さんに対して「ズル賢い」と2度も言い放った知念様のかっこよさは異常でした。知念様、同族嫌悪ですね、分かります。