愚民159

人はただ十二三より十五六さかり過ぐれば花に山風

8/5〜8/6@福岡

遠征の時に飲んだお酒を写メで保存していたのですが、私のしょぼい携帯の容量がいっぱいになってしまったので、はてなに保存しておくことにします。ハイクにあげれば?とも言われたけど、ハイクの使い方がさっぱり分かりませんでした……。一人ジャンプ遠征@福岡の飲んだくれ記録。






朝、羽田空港を出発。この頃、知念様に清い身体でお会いするために、2週間くらい前から禁酒をしていたのだが、硝子のようなセンシティブハートを持つ私は「素面で知念様に会うなんて無理!このままじゃ飛行機なんて乗れない!!」と突如恐慌状態に陥り、急いでラウンジで生中を一気飲み。一転、いい旅夢気分となり、福岡へ飛び立つ。



無事福岡に到着。ジャンプコンに備え、腹ごしらえをすることにする。とにかく飲みたかったので、生魚が苦手なくせに回転寿司に飛び込む。サラダ寿司をつまみに飲む生ビールはうまかった。ホテルにチェックインし、ジャンプコン1部2部を見る。1部と2部の間に会社の上司から電話がかかってくるという若干テンションの下がる事件もあったものの、会場が狭いこともあり、コンサート自体は超絶楽しかった。ホテルに帰ってから腰の人に電話、知念様のわきの美しさをひとしきり語った後、屋台に関するアドバイスを仰ぎ、天神に繰り出すことにする。



天神を右往左往して、入りやすそうな屋台に突撃。明太子と瓶ビールをいただく。「明太子は生とあぶり、どっち?」と聞かれ、あぶりを選んだところ、さっと火を通した明太子にごま油と醤油を垂らして、青葱を散らしたものが出てきた。シンプルながら、すこぶるうまかった。一人で飲み続けていたら、屋台のおかみさんがいろいろ話しかけてくれた。「一人で来るなんてすごいっちゃね」とのこと。福岡でも一人でくる女性の一見客なんてそうそういないらしい。腰にはめられた。ビールの後は焼酎の水割りを飲んでいたが、あまりにペースが早いので、おかみさんにロックに替えられる。途中から、たまたま一人で来ていた常連の美人のお姉さんと一緒に飲む。焼きラーメンというものをおごってくれた。

ジャンクな食べ物で、酒によく合った。ハーフサイズのとんこつラーメンもいただいた。いかにも九州ラーメンという風情の細麺だった。終電が近くなったところで、お姉さんに駅まで送っていただき、ホテルへ帰る。楽しかった。


翌日、大宰府へ行こうと思い駅をうろついていたら、地図に見覚えのある場所の名前を発見。

小さくてよく見えないが、福岡ジャニショ。ロマンチック知念様モードだった愚民は迷わず突撃。その途中で見たまんだらけのあまりのでかさに度肝を抜かれる。福岡、はじまりすぎだろ……!!

ジャニショでは買い漏れていたカウコン写真を購入。煩悩にまみれた頭をどうにかすべく、大宰府へ向かう。

大宰府では腰におすすめされていた梅ヶ枝餅を歩きながら食べる。あつあつでおいしかった。途中で「阿修羅像」の展示が九州国立博物館で催されていることを知る。東京で行きそびれていたことを思い出し、大宰府詣でのついでに阿修羅展に行くことにする。



九州国立博物館があまりに大自然の中にあってびびる。「阿修羅様に素面でなんて会えない!」と再び恐慌状態に陥り、生ビールを飲む。

芸術鑑賞には少し酒が入っているくらいの状態が適しているというのが持論。阿修羅像の周りには黒山の人だかりで、特におばちゃんたちが「いい顔してるわ〜少年っていいわ〜」と大騒ぎしていた。日本人はみんなショタコンだと再認識した瞬間だった。あまりにうるさかったので、ジャンプ曲を聞きながら鑑賞。複数の顔を持つ少年阿修羅と知念様は似ていると思った。博物館内を3時間くらいかけてじっくり見て回り大満足。福岡駅に戻り、博多ラーメンを食べてから福岡空港へ向かう。疲れていたので、飛行機では特に飲むこともなく、機内で爆睡する。


帰宅途中に会社の上司たちに偶然遭遇、そのまま飲み屋へ連行され、夜中の2時まで飲む羽目になる。余韻もなにもない福岡遠征であった。