愚民159

人はただ十二三より十五六さかり過ぐれば花に山風

KAT-TUN LIVE TOUR 2010(15:00開演・宮城セキスイハイムスーパーアリーナ・雑感)

バックは桐山・中間・中田・濱田・千崎・平野。ベテランってついてないんだ……(何も知らずに行った人)。やっぱりカツンコンバックにはABCがいて欲しいな……。今回、亀担の方にお会いしたら一度聞いてみたかったことを聞いてみました。亀たんの乳首ってちっちゃすぎじゃね???あんなにわき毛は立派なのに。
そんな何も知らない外野からのカツンコン感想。




良くも悪くも弛緩していると感じたコンサートでした。私、カツンの特徴って箸休めのないところだと思うんです。息つく暇もなく追い立てられて、声を出さないと命はない(BY.聖)コンサート。だけど、このコンサートにはそういう逼迫感はまったくなかった。代わりにあったのはのびのびとコンサートを楽しむメンバーたちで、私がファンだったらたぶんこのコンサートはこれはこれでありだと思ったんだろうけど、カツンファンじゃないからちょっと物足りなかったです。でもカツンはかわいかったです。弛緩するというのは別に悪いことじゃない。でも弛緩しっぱなしっていうのは良いことでもないので、やっぱりカツンにはAの人が必要なのかもしれないと思いました。
なんとなくメンバーそれぞれの雑感。

  • 亀梨くん

平成も22年目を迎えた今の時代に、大真面目にバンパイアを演じられるのは亀梨和也中山優馬だけ!!!いや、すごいね。この人の的外れなブレなさはすごい。私はエヴァンゲリオンにおける石田彰のカヲルくんの解釈は完全に間違っていると思うんだけど、それがむしろ心地よくて好きなんです。そういう小気味よい的外れさを亀ちゃんからは感じます。もう一生そのままでいてほしい。でも血を吸うという演出はたまらん。血を吸われる五関さんとか想像してもえたぎった。あと亀たんのドラムを聴いて、ゆうとりんのドラムが異常に上手いことに気付きました。アイドルのドラムはこのくらいでいい。ゆうとりんのドラムは上手すぎる。

  • 田口くん

この人は爽やか路線で行くんですかね……。私は「ビバップタイム」みたいなジャジーな本気のダンス曲をもう一度見たい。ファンもそれを求めているんじゃないのかなぁ?ファンじゃないからよく分からないけど。踊れてアクロもできるのにもったいない。知念様(ん?山田くんだっけ?)が「あの人、運動神経良すぎ」というくらいの田口くんの運動能力を生かしてほしい。その昔少クラで田口くんがやった「情熱の一夜」があまりにかっこよすぎて何回もリピートしたんですけど、ああいう田口くんが見たいです。それかもういっそサムライラブアタックし続けてくれ。でもボーダーシャツはかわいいですね。私は単純なので、バック担だったらきっと神曲認定してました。

この人はどんなにJOKERであっても、絶対にジャニーズの枠から逸脱しないところがすごい。尊敬に値する。ジャニーズの枠ってなんだよ?と聞かれてもよく分からないんだけど、聖は坊主になっても、眉毛がなくなっても、ジャニーズの枠からはみ出たことはないと思う。カツンの要はこの人。たぶん聖がカツンを諦めたらカツンは終わる。「ONE ON ONE」が大好きなので、聴けて嬉しかったです。聖の方をまったく見ない中丸くんとか萌え以外のなにものでもないね。

  • 上田くん

今回、一番ゾクゾクしたのが上田くんソロでした。弛緩した空間の中で、この曲の時だけ緊迫した空気が漂っていた。「Rabbit or Wolf」だっけ?あの曲はアルバムに入るの?なら買う!!!!

  • 中丸くん

ソロがメドレーとは斬新な。私みたいにたまにしかいかないライトヲタとしては「SMACK」とか「Key of life」とか往年の名曲が聴けて嬉しかったんだけど、折角のコンサートなんだからきちんと一曲で統一した世界観を作ってほしかった。中丸くんはそれができる人だから残念。中丸くん単体としては歯医者さんコーナーの方が印象は強い。どうせメドレーなら「Understandable」もやってほしかったなぁ。