愚民159

人はただ十二三より十五六さかり過ぐれば花に山風

7月 歌舞伎鑑賞教室公演 解説「歌舞伎のみかた」「新古演劇十種の内 身替座禅」(7/18・11:00開演・東京国立劇場 大劇場)

どんどん感想を書いていかないとクレイジーサマーに追い付けない!
「知念様のご学友が出演しているよ」という甘い誘いを受けて、人生初の歌舞伎の舞台に行って参りました。初心者向けの鑑賞教室なので分かりやすくて面白かったです。
知念様が福耳のクラスメイトの耳たぶを触っているという話を雑誌で読んで以来、知念様のご学友の耳たぶが気になってしょうがなかったのですが、隼人くんの耳は大きかったけど耳たぶは薄く、福耳という感じではなかったので、隼人くんではないのかなと思いました。
こんな感想だけでは何なので、内容について少しだけ。




今でこそ歌舞伎は高尚な趣味というイメージがありますが、古今東西、演劇というものは売春と切っても切れない深い関係があったわけで、中でも外見の華やかさを重視する歌舞伎はかなりそのあたりがあからさまな世界ですよね。今日の演目も性的な色合いの濃い内容でしたし(あんなの子供に見せていいのか?)、なんとも淫靡な世界でした。
歌舞伎はエロいと評価するのが一番正しい気がする。歌舞伎に限らず、芸術に対する一番の誉め言葉は「エロい」だと私は思っています。


隼人くんに関しては、諸肌を脱いで化粧をする工程と、最後に縛られるシーンが良かった。縛られて酔った演技をする隼人くん……。清潔感溢れる風貌をしている分、なんかたまらなかったです。
日本の伝統芸能、知念様にも是非見ていただきたいものですね。