愚民159

人はただ十二三より十五六さかり過ぐれば花に山風

2008-10-21 岡本・知念

はぁ……サマリー漬けの9日間楽しかったな……これから週休5日の生活かぁ(サマリーに行くことが仕事なので行かない日は休日になる)……とうすらぼんやりしているうちにゆとやまラジオが2週分終わっていました。ああああああ来週からはとうとう!とうとう!KCラジオが始まってしまうじゃないか!!始まって……!!始ま……始まる……よね?
というわけで、KC強化合宿をすると宣言しておきながら自分自身がJCB強化合宿に入ってしまったため、始まりの言葉だけ書いて終わるところでした。あぶないあぶない。この2人のラジオはとっても楽しいんです!なのに3週分しかないんです!WHY????と思っていたら、今月のD誌で知念様がおっしゃってますね。ジョーダンですって!ねぇ、文化放送さん聞きまして??ジョーダンですって!!嗚呼D誌100冊買って送りつけてやりたい……!
KCラジオ乞いの意味も込めて、これから木曜日までは毎日更新します。来週は2010年のKCラジオ感想を更新できるのかと思うと楽しみです。いま流行りのゆとやまは捨てて、2年前のKCで勝負します。
ちなみに記念すべき初回分はこちらにありますので、興味のある方はどうぞ。

2008-10-20 岡本・知念 - 愚民14歳

私の鬱陶しい感想なんていらない方はめぐさんが書き起こしをしていらっしゃるのでそちらをどうぞ。むしろ、むしろそちらをどうぞ!(本当にリンクさせていただいてしまいました。問題があったらおっしゃって下さい……!)

セブンらじお・けいとゆうり(10月21日) - meglog


前置きも長いけど、本文も長いです。他のラジオ感想と比べると気合が違いすぎてもはや恥ずかしいレベル……。たぶん書き起こした方が短い(笑)そんな圭人と知念様のラジオ第一週火曜日。



知念:こんばんは!へいせいせぶんの知念ゆうりです!
岡本:こんばんは、岡本けいとです。
知念:昨日ね、なんなんだろね、へいせいさんってね。
岡本:へいせいさんってね(笑)ほんとだよ!
知念:ま、いいや。
岡本:ふふふふふ。

前回のラストで「へいせいせぶん」を「へいせいさん」と噛んでしまったことをいきなり自らつっこむ知念様。私、やっぱり知念様ってすごく縄張り意識の強い方だと思うんです。電車では両隣りに人がいる席に座るタイプとおっしゃっていましたけど、知念様って両隣りに人がいるのが好きなんじゃなくて、どんな人が来るか分からない席に座るよりは既に分かっているところに座る方がマシ、という理由で座っている気がするんですよね。人間関係にいきなり斬り込んでいくのも、自分から突っ込んで行った方が自分の触れて欲しくないところに入ってこられないからなような気がします。肉を斬らせて骨を断つタイプというか、攻撃は最大の防御タイプというか……。知念様が自分のことをかわいいと言うのも……って、この話を始めるとラジオ感想がどこかに行ってしまうので、これはまた別の機会に。そんな斬り込み隊長な知念様の言葉も「ふふふふふ」とまったりかわす圭人。

  • 知念「圭人……」岡本「好きな……」言葉がかぶる二人。
  • 岡本「いいよ、そっちからどーぞどーぞどーぞ」
  • 知念「あ、いい?先いい?」
  • ここで遠慮なく先に行くところが、知念様流の気遣いだと思う。単純に先に言いたいという気持ちも強いんだろうけど。

知念:圭人さー。
岡本:うん。
知念:ジャンプにいる時ってさー。
岡本:うん。
知念:なんか、しゃべ、る……なんか……なんなんだろうね、キミって。
岡本:ふふふふふ。
知念:よく喋ってるの?それとも……なんかあんまりねぇ。
岡本:あんまり、しゃべんないんだよ……。(小声)
知念:みんなの前で大きく喋ってないからー、声がちっちゃくて聞こえていないのかー。
岡本:んふふふ。
知念:どっちかわかんないんだけど。
岡本:そお?
知念:うん。
岡本:うん、でもあんま喋んないね。

知念様の「キミ」呼び来ました!!今の時代に「キミ」とか言っちゃう知念様にこそ「なんなんだろうね、キミって」と問いかけたいです。知念様にしては歯切れの悪い感じが珍しい。その後の「声がちっちゃくて聞こえない」という理由が知念様のリアリストな一面をよく表していると思います。圭人の「うん」が異様にまったりしているのも気になるところです。「うん」じゃなくて「うーん……」って感じ。

  • 学校ではめっちゃ喋るらしい圭人。
  • 知念「ほんとにぃ?」
  • 14歳の知念様の「ほんとにぃ?」は世界一ィィィィィーーーーーー!!!!
  • 本当にこの「ほんとにぃ?」がかわいすぎる。全国のショタがご乱心するレベルでかわいい。もう今すぐ窓から叫びたいくらいかわいい。しかも絶対超かわいい顔で言ってるんだぜ、ちくしょう!!
  • 知念「しょー、そーぞーできない」
  • あああまた噛んだ……知念様に噛まれる言葉にすら嫉妬。
  • 先生にうるさいと言われるくらい喋るらしい圭人。
  • 知念「想像できない(笑)」岡本「ふふふふふふ」
  • なんでこんなことでこの2人はこんなに楽しそうなんだろう。

岡本:えっとさーでも知念ってさー、知念もあんましゃべんないよね?
知念:は?
岡本:あ、しゃべるか、ごめん。
知念:待って、喋ってるじゃん、ここでもめっちゃ!
岡本:うん。ま、俺も喋ってんじゃん……。
知念:5人でやってる時なんか、おかしくならないように一人で喋ってたこともあったな。
岡本:あーー。な、4週間前だっけ?
知念:うん。
岡本:うん。
知念:4週間前?
岡本:4週間前……。
知念:もっと前じゃなかったっけ?あれ?……ま、いいや。
岡本:うん。じゃあ、そろそろ次いこっか。
知念:はい、じゃあ、そろそろはじめましょーか。はい!

なんかここの知念様すごい苛々してて怖いんですよね。ちょっと前まで無邪気に笑っていた分、余計に。「は?」の言い方が一気に周囲がツンドラ地帯になるレベルの冷たさ。瞬時に知念様の逆鱗に触れたことを察して謝る圭人がさすがだと思う。しかも「4週間前」というどうでもいいけど、ちょっと考え込んでしまうような話題に持って行き、隙ができたところでまったり包みこんで進行する。まるで太極拳のごとき自然な流れで知念様の激情を受け流す圭人と流される知念様。でも「あんまり喋らない」というのは知念様の本質なような気がする。そこにいきなり踏み込まれたからこんなに激昂したんじゃなかろうか。

  • 今回も昨日に引き続き圭人の素顔に迫るセブンクエスチョン。

知念:前回はイギリス生まれのイングリッシュボーイ岡本けいとのパーソナルデータをフィーチャーしましたが、今回は……。
岡本:あ、ごめん。俺、イギリス生まれじゃない。
知念:あ、え?イギリスー……。
岡本:イギリス育ち。
知念:あー(笑)、イギリス育ち、はい。
岡本:うん。
知念:そこ間違いね。

なんか、この知念様の「そこ間違いね」の言い方が興味深い。僕が間違ったんじゃなくて、台本の「そこ」が間違ってたんだよ、とわざわざ強調するような言い方。不思議。

  • 圭人へのセブンクエスチョン。
  • 前回は圭人への質問なのになぜか知念様に答えさせまくっていた圭人。
  • 「1、今一番ハマってることはなんですか?」
  • 知念「歩く、とかそういうのない!」
  • 釘をさす知念様に「うふふふふ」と愉快そうな圭人。
  • 岡本「なんだと思う?最近、オレ、何にハマってると思う?」
  • また、答えさせようとしてる(笑)
  • 前回答えさせられまくった反省を生かしたのか、「分かんない」とさっさと答える知念様。
  • 岡本「ハマってるものあんまない」
  • あんまないものを人に答えさせようとしていた圭人(笑)
  • 背を伸ばすために牛乳をよく飲んでるらしいです。
  • 知念様の「はまりぃ?」という言い方がかわいい。「ほんとにぃ?」と言い、知念様の小さい「い」の言い方がかわいいんだな、きっと。マジでたまらないっす。
  • めんどくさくなったのか、牛乳でオッケーにする知念様。
  • 2番、好きな食べ物。「ロースカツ」と即答。

知念:はい、3番。
岡本:ふふふふ。
知念:じゃ、苦手なのは?
岡本:セロリ、駄目だねぇ。
知念:どこが?
岡本:なんかさー……あ、どこがって聞いてくれるんだ?この……。
知念:ふふ。

ガンガン進行する知念様がツボだったのか小さく笑っている圭人。そして、次で聞いたくれたことを褒める圭人。なんでこんなどうでもいいところで褒めるんだろう?知念様もまんざらじゃないし。この2人にはそういうことが多い。ツボが近いみたいなんだけど傍から見たら謎なツボ。「お父さん、またそんな変なツボ買ってきて!」「はは!これがある家は幸せになれるらしいぞー」みたいな感じ。なんかもう自分で書いてて意味が分からないけど、とにかく不思議。

  • 苦いのが駄目だからセロリが嫌いだという圭人に「苦いとは違うんじゃない?」と反論する知念様。
  • そこって反論するところなんでしょうか?
  • 好きな遊園地の乗り物は?「ジェットコースター大好き」と即答。
  • 「なんで?」と自分から振っておきながら、話し始めると「あとで聞くわ」とばっさり斬る知念様。
  • でも「うん、聞いて♪」と別に苛つきもしない、むしろ楽しそうなくらいの圭人。
  • 山田くんならここでちゃぶ台ひっくり返してると思う。

知念:じゃ5番、好きな言葉はなんですか?
岡本:好きな言葉はねぇ……俺、最近どんな言葉言ってる?うーん……。
知念:僕、恋人じゃないから分かんないよ!
スタッフ:(笑)
岡本:分かんないか。そっかー(笑)
知念:あの、前のさ、ゆうとくんとのさ、あの会話の中で。
岡本:うん。
知念:電話の話出てきたっしょ?
岡本:電話の話?うん……あーあったね、あったね。
知念:だから、それさ、何十分もいつも僕と喋ってたみたいなさ。
岡本:あーん。
知念:そういう話出てたらさー。
岡本:うん。
知念:なんか、僕たちさー付き合ってるみたいじゃん?
岡本:……んふふふふ。まぁ……。
知念:そんなことありません!!はい!次!
岡本:……俺、俺の問題じゃ……(笑)

自分が出ていない回のラジオで持ち上がった熱愛疑惑(?)の否定をいきなり始める知念様。さすが「みんなのちぃ」でいたい知念様ですね!!そして圭人が「好きな言葉」を答える隙はまったくないのでございました……。

  • 6、夜寝る前にすることは?「シャワーを浴びないと寝れない」
  • 7、好きな虫は何ですか?「蜘蛛は大丈夫」知念「ええ!?」
  • というわけでようやく7問終了。
  • 知念「気になったのがねーセロリ!!」
  • 問題中であれだけ追及したのに再びセロリ。
  • 岡本「なんで?知念セロリ好きじゃないの?好きなの?」
  • 知念「えー別に普通。ってゆうか、あんまりね、よくわかんない」
  • え?じゃあなんでセロリを追求するんですか?私もそんな知念様がよく分かりません……。
  • 岡本「じゃあさ、知念がさ、きのこ嫌いな理由教えてよ」
  • 知念様の根源不明な疑問を、更に一段上の意味の分からない質問でかぶせる圭人。なんなんだこの会話。
  • 知念「それはね!またあると思うよ、そういうコーナーがね」
  • 岡本「いまめっちゃ声裏返ったね(笑)」
  • 楽しそうに笑い合う2人。
  • そしてまたセロリの話を続ける知念様。どんだけセロリが気になるんだ(笑)
  • 岡本「セロリ苦くない?」知念「変わった味がー広がるよねーうわーって」岡本「そうそうそうそう」知念「それ、僕の意見だよ」
  • 同意をばっさり切り捨てる知念様かっこいい……!!
  • やっとジェットコースターの話になる。

知念:じゃ、どういう系がいい?スピード系?それとも、一気に上からボーーーン!!!……って行く感じがいい?
岡本:俺ね、一気にが、結構好きかも。
知念:上から落ちる系?あの!あのー。
岡本:上とか、いきなり行っちゃうやつ。
知念:なんか、体の中がムズムズする感じのやつ。
岡本:なんかね、口が開くくらいのやつ。
知念:(笑)どんなんだよ。ふへへへへ。
岡本:(笑)
知念:分かりづらい。口が開くって。人によるし。
岡本:なんか、あるじゃん。あるじゃん。ブワーって。
知念:うあ、分かる!
岡本:口、フワーってなるやつあるじゃん。

自分も絶叫系が好きなせいか、異様に前のめりで話す知念様。「どんなんだよ」がめっちゃクールなのに「分かりづらい」が幼児口調なところに知念様の二面性がよく出ていますね。しかも瞬時に切り替わる。2人とも感覚で喋りすぎで何言ってるのかよく分からないんですが、最終的に知念様が理解しているところがなんかすごいです。知念様、怖い時は体の中がムズムズしているんですね……なんかいやらしいですね(照)空中ブランコでもそうなのかな……?

  • 知念様が絶叫するかしないか聞いているのに、落下時に肘を打ってテンションが下がった話を始める圭人。
  • 知念「あーそれかわいそ。かわいそ。かわいそ。かわいそ。あーかわいそ。なんで蜘蛛好きなの?」
  • 圭人の肘の話なんてどうでもよかったっぽい知念様(笑)

知念:なんで蜘蛛好きなの?
岡本:ちゃうちゃう。俺、虫ね、まぁあんま好きじゃないの。
知念:そう答えればいいんですよ!普通に!
岡本:うん……。
知念:なんでがんばって蜘蛛とか言ったの!?
岡本:ん、だ、蜘蛛だいじょうぶなの。
知念:だいじょうぶとか、す、好き!
スタッフ:(爆笑)
知念:好きなって聞いてんの!僕は!
スタッフ:(笑)
岡本:うん。
知念:だいじょうぶか、じゃないかじゃなくて!
岡本:うん……。
知念:そこは!嫌いなの!あんま好きじゃないです!で終わらせておけばよかった感じ、気がするんだよね、僕は。
岡本:そお?
知念:うん!
スタッフ:(笑)
岡本:ごめんね?……ごめんね?うんーー……。
知念:そんな感じすると思うけどね、僕はねぇ!
岡本:そう?ごめんね?
知念:はい。じゃあまぁここまでで。
岡本:うん……。

知念様がなぜここまで圭人を責めるのか意味が分かりません。「なんで森本くんの給食費盗ったの?」ぐらいの勢いで「なんでがんばって蜘蛛とか言ったの!?」と圭人を非難する知念様。興奮しすぎて酸欠気味になってもなお圭人を糾弾する知念様。私はそんなの別にいいじゃんいいじゃんと思います……。知念様って「嫌い」という感情に普通の人以上のこだわりがある気がします。好きなものより嫌いなものを語る時の方が生き生きしているし。一度知念様の嫌いなものリストを作ってみたい。しかし、誰より何より素直に3回も謝っている圭人の意味が分かりません。しかも若干落ち込んでるし。さっきもそうだったけど、こうやって圭人は知念様自身もコントロールできていなさそうな激情をくるんと丸めて包み込んでしまうんですよね。この圭人の「ごめんね」は今まで私が聴いた圭人の言葉の中で一番好きです。かわいくて優しくて意味不明な包容力のある圭人の魅力が凝縮された4文字だと思います。

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