担降り宣言

今回の遠征は、9日に大阪に行って一泊し、10日に滝つコンを見て帰ってきました。久しぶりの滝つコンが楽しみすぎて、名古屋を通り過ぎて大阪まで行ってしまいました。夏は水道橋しか行けなかったので、遠征できなかったうっぷんが果たせて楽しかったです。
そして、実は今回の遠征で担降りをすることを決めました。私は今まで「担当」という概念がなくて（いや、正直今もあんまりない。「担当」というと仕事を思い出すから、あまり使いたくない……）、好きな人が変わっても降りるという感覚はあまりありませんでした。私にとって新しく誰かを好きになることは、箪笥の引き出しを増やすようなもので、特に他の人を手放す気はなかったんです。別に嫌いになるわけじゃなし、単に引き出しを開ける頻度が変わるだけのことだったんです。
だがしかし、今回の遠征先で見た姿には圧倒的なものがあって、「嗚呼もう私はこの人に降りる！！！！！」と大々的に宣言せずにはいられなくなったんです。だから、今回ジャニヲタになって初めて担降りというものをすることにしました。

10月9日から知念侑李様に降りました！！！！！！！

跳び箱飛ぶ知念様かっこよかったぁぁぁぁぁ！！！！！！！！！！！！
筋骨隆々としたボビー・オロゴンと、筋肉芸人の小島よしおに並ぶ身体能力を誇るジャニーズアイドルがいままでいましたか！？
跳び箱を18段飛ぶジャニーズアイドルがいましたか！？*1
スタートの高さから160センチと知念様よりでかいんですよ、あのモンスターボックスは。なのにどんなに高くなっても軽々と飛んでいかれる知念様のかっこよさといったら……！！大阪のホテルで、一回飛ぶたびに枕を抱えて転がりながら号泣しました。しかもなぜかわざわざ隣のYさんのベッドに移って。本当にYさんにはいい迷惑だったと思うんですが、優しく「知念様かっこいいですね！」と言ってくれて、本当におたくって優しいなとしみじみ思いました。ごろごろ悶えている姿を写メられていた気もしますが、あれはきっと気のせいですよね？
最後の18段も軽々飛び、見事優勝を決めた知念様。結局3人が優勝となったのですが、知念様は必要最低限の力でもっとも効率良いジャンプをしていたように見えました。私は跳び箱を4段飛ぶのが精いっぱいな超ド級の運動音痴だったので、最初の12段を飛べただけでも号泣ものだったのですが、18段・2m20cmを飛ぶなんて……。もはや神の御業としか思えませんでした。かっこよかった……。

18段を飛ぶ前に「自信はない」と答えた時の知念様の表情が、ハットリくんの頃の知念たんのようでした。小さい時の知念様は機嫌が悪かったり緊張したりすると、少し顎を突き出すような表情をよくなさっていたんですが、最近はそれを抑え込むようにむしろ上唇で下唇を噛むような表情をなさることが多かったんですよね。だけど、18段の跳び箱を前にして緊張する知念様は少し下顎を前に突き出しながらコメントをしていて、まるで幼い頃の知念様に一瞬だけ戻ったような気がしました。普段は抑え込んでいるものが少しだけ露わになった瞬間。
空中ブランコを見ていたときも思ったのですが、極限状態を前にして緊張する知念様って異常に可憐なんですよね。本当にかわいい。たぶん、あれが知念様がかわいさで武装して隠している素のかわいさなんでしょう。

だけど、その後に跳び箱を飛ぶ姿が本当にかっこよかった。私、知念様が重力を制する瞬間が大好きなんです。華麗なアクロバット、空中ブランコ、走り高跳び、そして今回の跳び箱。私はいつも色んなものにがんじがらめになっているんですが、知念様はいつでもそんなものを押さえつけて、軽やかに飛び越えて行くんです。知念様を見ていると、全てから解放される瞬間があるんです。

なので、改めて2010年10月9日から知念様の愚民になることを決意しました。知念様に降りるというか、むしろ登ります。どこまでも登って行きます！今までは「おおきくな〜れ☆ボク！！出」のファンだと名乗っていましたが、これからは「跳び箱出」のファンになります。一度死んでまた蘇った愚民をよろしくお願いします（泣）ああ知念様かっこいい（号泣）

*1:長いジャニーズの歴史では跳び箱くらい飛んでる人もいそうだから、いたら教えて下さい。