愚民159

人はただ十二三より十五六さかり過ぐれば花に山風

有岡大貴さん、20歳おめでとうございます。

去年はジャンプメンのお誕生日をお祝いすることを通じて、へいせいじゃんぷというユニットと向き合おうという自主目標があったんですが、色々あって圭人ともったんとありたんのエントリだけは書けずに終わりました。このありーたんのエントリでちょうどメンバー一周です。全員分書けて良かった!!


私、実はすごくありーたんが好きなんです。初めてありーたんをいいなぁと思ったのはヤヤヤの金八卒業記念コンサートの時だと思います。当時エンジン仕様のありーたんがとにかくかわいくて、なのにダンスは意外とワイルドで、そのギャップにメロメロでした。今でもコンサートに行くと知念様の次に見ているのがありーたんです。最近はたぶん山田くんよりありーたんを見てる。私の本当の好みはありーたんとか山田くんなんですよね。キュートなルックスに暑苦しいくらいの我武者羅ダンスな子が好きだったはずなのに、なんであんなにスマートに踊る知念様がこんなにも好きなのか未だによく分かりません。

ありーたんの役割を一言で言えば「架け橋」だと思います。精神的にも外見的にもセブンとベストの架け橋を担っているのがありーたんだと思いますが、最近過去の映像を見ていてすごいことに気付きました。5年前くらいの映像を見ても、ありーたんの外見はほとんど変わっていません。ありーたんはなんと過去と現在までも繋いでいるんです。

今ではある程度折り合いがついているのですが、それでも私の中には「成長」という変化を「喪失」ととらえて寂しく思ってしまう傾向があります。とくにデビュー当時小学生〜高校生だったJUMPはどのデビュー組よりも変化の度合いが激しくて、そのことが時々寂しくてたまらなくなるんです。例えるなら、幼い頃に遊んでいた小さな商店街が立派なショッピングモールになってしまったような寂しさ。ありーたんはそんな中で、いつまでも変わらない駄菓子屋みたいな存在です。他がどんなに変わってしまっても、そこに行けば思い出せる。私はありーたんを見ると、なんだかほっとするんです。

そんな見た目の効果もあるんでしょうが、ありーたんはとにかく牧歌的な人だと思います。ジャンプのほんわかした空気作りを担っているのがありーたん。空気清浄機ならぬ空気柔軟機とでも言いましょうか、ありーたんが話し出すと途端に空気が弛緩するんです。ありーたんの話って本当に罪がなくて、中身もないんですけど場の空気がすごくなごむんですよね。

基本的にそんな風に穏やかな気分で見ていることが多いんですが、知念様の顎やら尻やらを撫でている有岡くんを見ていると、「この人、男だ!」とはっとするんですよね。普段はありーたんなんて呼んでますけど、たぶん有岡くんって要領がよくてしたたかな面もかなりあって(でも頭が良くないから鼻につかない、というか詰めが甘いから許せる)、見た目が変わってないようだけど毛的な側面をよくよく観察すると結構ご立派だったりします。有岡くんの最大の魅力ってその二面性だと思うんですよね。時々ありーたんに萌えてる私ってショタなんじゃ……と悩む日もありますが、有岡くんはちゃんとした男だから大丈夫なんです。有岡くんは合法なんです。

有岡くんもとうとう20歳、これで完全なる合法ショタが完成した気がします。
腹の中が何色でもかまわないので、これからもその牧歌的な外見を維持し続けて下さい。
ありーたんの歌もダンスも大好きです!
有岡大貴さん、20歳おめでとうございます。