愚民159

人はただ十二三より十五六さかり過ぐれば花に山風

PLAYZONE '11 SONG & DANC'N.(7/23・17:30開演・青山劇場)

ふみきゅんが途中からいなくなってしまいました。無事を祈ってます。




A.B.C-Z」の最後に奈落にメンバーが飛び降りた少し後に大きな衝撃音がして、その後のJR.A曲では公園のセットが出なかったので、最初は単なる機材トラブルかと思いました。その音とふみきゅんの間に何らかの関係があるのかないのか分かりませんが、とにかくそれからふみきゅんが舞台に立つことはありませんでした。それ以降の他のエビジメンの気合がすごかった。5人分のダンスを4人で踊っているような気迫でした。

今日はマッチさんと黒柳徹子さんが観劇に来ていました。
舞台装置の問題で最後の大階段もできなくなって、代わりに歌った「Guys PLAYZONE」は盛り上がったものの会場の雰囲気は「え、これで終わるの?」みたいな微妙なままで、そこで颯爽と舞台に上がって、翼の着ていたジャケットを奪って「ギンギラギンにさりげなく」を歌うことにしたマッチさんがかっこよすぎた。とは言っても、マッチさんは「皆が一生懸命踊ってるから俺も歌いたくなった」という無邪気なスタンスで、そこに押しつけがましさはまったくありませんでした。後から翼が「マッチさんに電話して、見にきた時は歌って欲しいと何度も言ったけどいやだと言われてた」と言っていて、実際にマッチさんは黒いシャツに黒い短パンというかなり適当な服装でいらしていて、本当にやる気がなかったんじゃないかと思うんです。ギンギラギンがなくても観客はなんとなく納得して帰ったと思います。だけど、ギンギラギンがあったから私たちは満足して帰ることができました。その微妙な空気をマッチさんは瞬時に読みとって、ああいう行動に出たんだと思います。最後の挨拶が終わって、幕が下りても10分近く鳴りやまなかった拍手はきっとマッチさんに贈られたものです。あの場にマッチさんがいて良かった。まさに、ギンギラギンにさりげなく生きている方でした。

ギンギラギンを歌うことになって、さっとフォーメーションを作ったジュニアも素晴らしかった。その場で振りを入れながらノリノリで踊って、でも盛り上がりすぎて途中からまったく違うダンスを踊りはじめて、塚ちゃんナイトフィーバー状態になっていた塚ちゃんも最高だった。たぶん踊れるんだろうけど、なんとなくそれっぽく省エネで踊る五関さんも素敵だった。振りをすぐには入れられない戸塚さんやはっちーはいとおしかった。でも、ふとした瞬間に神妙な面持ちになる4人が切なかった。


本当にふみきゅんに何事もないことを心から祈ってます。