愚民159

人はただ十二三より十五六さかり過ぐれば花に山風

SUMMARY 2011(8/7・16:00開演・TOKYO DOME CITY HALL・前編)

去年のサマリーはまるで丸尾末広の『少女椿』のように陰鬱で閉鎖的で残酷で、でも悲しいくらい美しい世界でした。今年もあの座敷牢のようなホールで少年の尊厳をすり減らすような演目にひと夏を費やすのかと思うと、私は底知れない憂鬱さに襲われていました。
だ・け・ど!!なぜか、今年のサマリーは超絶ハッピーな空間に様変わりしていました。
知念様の髪型は去年と同じ感じ。ジャスティン(って見たことないからよく分からないんですが)じゃなかったです。
というわけで、初日に行ってきました。これから色々変わるかもしれないので、自分のためにネタバレ全開のセトリに沿った感想をあげておきます。今年の夏は暑くなりそうです。
あ、この夏、私のことはCWニコルと呼んで下さい。
(私の脆弱な携帯の容量に合わせるためにレポを2回に分けます。すみません。後編はこちら(id:ariyoshi:20110808:1312850167)です。)




ステージには布が張り巡らされていて幻想的な雰囲気でした。今年はバルコニーの柵に電飾がなくてほっとした。去年はあれのせいで舞台が全然見えなかったんですよね。誰か客席に観覧に来たらしく、下の方はざわめいてました。後にA.N.JELの社長(高嶋さん)だったことが判明します。

  • OP

山田くんのナレーションから始まる2011年のサマリー。楽しい冒険旅行とか言ってました。お詫びから始まらなくて良かった。ジュニアマンションは縦4×横17だと思います。今野先輩は下から二段目のドセンター。世界の中心で踊る今野先輩かっこいい!!!その左斜め上に新藤きゅん。かっこかわいい!!慎ちゃんはヒプホでひっそりと頑張ってました。本当にひっそり。いるのにしばらく気付かなかった。いや、単に私が知念様に必死だったから気付かなかっただけかもしれませんが。

  • SUMMARY

ステージの奥から横一列でせり上がりながら登場。ちょっとした挨拶もしていたような。そのまま横一列でなぜかジュニアも一緒にフライング。白いロングジャケット衣装はたぶん新しい衣装。伊野尾・ありたん・知念様・山田くん・圭人の順で手をつないでいたのは覚えてます(知念様の周辺しか見えてない人)。みんな上下にバラバラのタイミングで動くんですが、山田くんと圭人の高低差がありすぎて何度か繋いだ手が離れてしまってました。降りてからバンド組が微妙に楽器を弾いて、圭人が英語で煽って、それからセンターで輪になって去年と同じように円陣フライング。知念様の隣が山田くんと、もう一人は高木だったかな。やっぱりサマリーはテンションが上がりますね!!

ジャパハイのちびっこたちが昔薮くんがやったらしい歌を歌います。それから壺としか言えない演目が始まります。なんでも桐壺帝が持っていた龍を閉じ籠めた壺を取り合う話らしいです。何からつっこんでいいのか分からないんですが、とりあえず桐壺帝の壺はその壺じゃないと思う(笑)とにかく着物風の衣装をきたジャンプたちが壺をバスケみたいに奪い合って投げ合う愉快なコーナー(殺陣もあるよ)って感じでした。チビーズVS他のジャンプメンみたいな構図。途中でなぜかやけになったゆうとりんが壺を開けてしまって、去年と同じように龍が出てきます。ここで知念様が圭人の肩を後ろから掴んで地面に叩きつけたり、KCで戦ったりと、なんかKCの対立が結構あって、しかも知念様の方が強くて、なんかすごく興奮した!!あとゆうとりんの武器がトンファーだったことにもなぜか興奮した!!トンファーという絶妙にマニアックな武器がよく似合う!!圭人は槍でした。圭人が途中で2バルに出てきたのはこの時だったっけ?

  • 和太鼓

マンション3階で村治くんと今野先輩ともう一人誰かが三味線を弾いてて、他の階ではちびっこたちもわらわら弾いてました。それから高木とゆうとりんで和太鼓を叩いて、途中から他のメンバーも出てきます。
ここで、私がずっと夢に見ていたリアルが弾けました!!そう、実に2009年の天国コン以来、初めて知念様がわきの見える衣装をお召しになったのです!!!人類の秘宝ことCW(知念様のわき)が御開帳されたんです!!!!
私が想像していた通り、知念様のわきにはひそやかな命が芽吹いてました。まるで田植えをしたばかりの水田のような涼やかさが満ちていました。知念様が腕を上げるたびに、そのしなやかな生命力が目に入りました。知念様のわきが初夏の水田なら、私はその水田を渡る千の風になりたい、そう強く思いました。そこで収穫できたお米でお赤飯を炊いて知念様をお祝いするのが今の私のささやかな夢です。
このへんで松島くんと勝利くんが挨拶してました。勝利くんが緊張してカミカミでした。

  • OVER

これが!!!黒いタンクトップの上に赤いベスト(去年のサマリの「LOVE PARADE」で知念様が着ていたやつ)と赤パンツ!!そう、引き続きノースリーブ!!!!太鼓の時はついつい知念様のわきにばかり気を取られていましたが、知念様の腕もわきに劣らない芸術品だと思います。筋肉質なのに細さを保ったままの二の腕は、強い風が吹いても折れないしなやかな柳の枝のようです。その腕に浮き上がる血管のラインはどんなアクセサリーよりも知念様の二の腕の素晴らしさを強調している気がします。血管まで美しいってすごいですね。Mステ等で散見された最後の「共に共に」のKC見つめ合いはなかったけど(むしろ後ろのジュニアに知念様はアピってた気がする)、なんとなく今後KCが発生する予感がしました。

  • 冒険ライダー

今回のサマリーは目的地がニューヨークで、そこに行くまでに「水の国」と「森の国」と「鏡の国」と「火の国」に行くという設定らしいです。ジャンプファンをやってると色んな国に行けていいですね^^ジュニアマンションでは階ごとにそれぞれの国を模したっぽい衣装をジュニアが着てました。

  • 瞳のスクリーン

山田くんソロ。宇多田ばりに椅子に座ってムーディーに歌う山田くん。山田くんは椅子に座ったまま魔法のじゅうたんで空を飛んでました。意味が分からないと思うけど、本当にそうなんです。なんか申し訳ないけど爆笑してしまった。でもかっこよかったんですよ。はるはるとうえしょがかっこよすぎてそこばかり見てました。

歌い終わった山田くんの元に水の国らしく水色のスーツ衣装を着た知念様が登場します。「イルカに乗ってきた!」とのたまう知念様。これから知念様のことは平成の城みちると呼ばせていただきますね。で、そのへんにいた高木と薮くんが「こんにちワカサギ!!」とか言って、それから知念様が「ただいマイケルジャクソン」と言ったら、マイケルっぽい衣装のゆうとりんと林くんというジュニアが出てきてマイケルっぽく踊って、マチJの野球大会に出ていたらしい子が野球をして、田島くん(?)がアクロをして、輪島功一の孫がシャドーボクシングをして、はるはるがバトンを回して、なんか他のジュニアもなんか色々して、それからYYがフライングジャグリングをしてました。とにかくすさまじくカオスでした。これぞジャニーズ!!そしてジャンプとジュニアでOPの横一列フライングをしながらNYC曲を歌うという吹っ切れっぷり。とにかく今年のサマリーは吹っ切れているし振り切れてる。知念様は革命のタッキーみたいにくるくる縦に回りながらフライングしてました。かっこいい!!

  • Midnight Train(水の国)

なんか船みたいなセット。真ん中で圭人がギターを弾いて、メンバーみんながソロでワンフレーズずつ歌います。これ、知念様は圭人の隣にいて、圭人をちらちら見ながら歌うんですが、圭人のギター演奏で歌う知念様にチケ代全部(泣)「愛してる」のところでここぞとばかりに知念様に迫る山田くんもさすがです。いつの間にかYCは犬が運転する車に乗ってます。あ、この車がミッドナイトトレインなんですね!なるほど!!って、自分で書いてて意味が分かりませんが、本当にそういう流れなんです。去年みたいに光が犬のアフレコをしてました。

  • 森の国到着

ミッドナイトトレインに乗ったYCが森の国に到着します。このままYCコーナーかと思いきや、なぜかギターを弾いていただけの圭人も森の国に一緒に到着しています。しかも、YCが乗り捨てたミッドナイトトレインをせっせと片付けてました。いい子だな、圭人。そして、3人で森の妖精的な人たちの話を聞くんですが、聞きながら圭人がとてもナチュラルに知念様の肩に手を置いていて、話といっても動いたりしながら聞いているんで、すぐにその手は外れてしまって、でもまた少しするとまた知念様の肩に圭人は手を置いていて、その動きがかなり無意識っぽい感じで、すごくすごくすごく興味深かったです。いつもやってるんですかね……。

  • With you(森の国)

ジュニアコーナー。新藤きゅんがかっこよかったような気がします。最後に高木が登場。ジュニアが「この国の王・タカギイさま!!!」と口々に言ってはけていきます。高木が「おれはタカギじゃない!タカキだ!!」と言って次のコーナーが始まります。

  • 新曲(森の国)

高木メイン、バックにチビーズ。YCは勇気コンOPの色違い衣装で、ありたんは黄色スーツ。肝心の高木の衣装を忘れた。この曲良かったなぁ。高木いわく「妖艶」な森の国。高木、「妖艶」って意味分かって言ってたのかな?1人に対して4人くらいジュニアがついてました。はるはるをもっとちゃんと見たいけど、知念様が踊っている限り無理ですね……。

  • 硝子の少年〜愛しのプレイガール(鏡の国)

薮くんと光が鏡を表していると思われる枠を挟んで対称にダンス。そして、「硝子の少年」へ。途中から高木と伊野尾がバックについてました。ヤヤヤ曲が来ると妙に構えてしまう。でも、これからもどんどんやってほしいです。埋もれさせるには良曲が多すぎる。これを踊る今野先輩がものすごい真顔で超絶かっこよかった。衣装変だったけどかっこよかった。


つづく(id:ariyoshi:20110808:1312850167)