愚民159

人はただ十二三より十五六さかり過ぐれば花に山風

K太郎を愛す

ラジオのパーソナリティーの俺様な感じがすごく苦手なのですが(これは音楽雑誌のインタビュアーにも感じる)、K太郎さんは押し付けがましさを感じないので好きです。最近木曜以外にもレコメンを聞いているのですが、昨日はダブルユーがK太郎さんと喋っていて、そのあまりに牧歌的な雰囲気にますますK太郎さんが好きになってしまいました。木曜のレコメンを聴いているだけだとダメ中年代表のように思えるK太郎さんですが(横山さんがそう扱っているだけですが)、ベリーズラジオも評判が良いし、K太郎さんとハローアイドルとの親和性の高さが生かされる場がもっと増えれば良いのにと思います。

あとギモンを見たのですが、センターパーツのやっさんは男らしくてあまり萌えません。前夜祭までに前髪を切ってくれることを切に願います。

ゴッドファーザー

ゴッドファーザー [DVD]

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女の目の前で扉が閉じられるシーンがある。そのシーンがこの映画全体を象徴している。女が入りこめない、女の介入を拒絶している世界。どんなに女にだらしない男でもそういう世界に属している限りものすごくストイックに見えるから不思議だ。男たちが大真面目にドン・コルレオーネの手にキスして忠誠を誓うシーンが何度か出てくるけれどストイックでエロくて見ていてぞくぞくした。基本的にカメラは固定されていて場面があまり切り替わらないので画面に重々しさが生まれている(と映画のことなんて知らないのに偉そうに言ってみる)。それにしてもスーツの下にベストを着ている男ってなんであんなにかっこいいんだ。マーロン・ブランドアル・パチーノもかっこよすぎだろ。クレメンザですらハアハアだ。アル・パチーノの役は10年後の五関晃一様でも行けると思う。孫と戯れるドン・コルレオーネはちょっとだけジャニーさんに似ている。