愚民159

人はただ十二三より十五六さかり過ぐれば花に山風

あらかじめとひさしぶり

学生の時は復習より予習に重点を置くタイプでした。予習をしておくと分からない部分が気になるから授業をきちんと聞くことができるし、分かっていた部分はより分かるようになるし、授業自体が復習となってとても効率が良いのです。夏休み中に持っている教科書の予習を全部終わらせる、というのが私のおすすめ勉強法。
そんな真面目だった私も大人になって、予習も復習もしなくなってしました。すべての物事は通り過ぎてゆくのみで、通り抜ける瞬間だけふと我に返って、けれどもすぐに忘れてしまい、ただただ流れていく時間に身を任せているだけでした。


DA・KE・DO!今回は久しぶりにちゃんと予習をした!何がってコンサートのですよ!!アルバムを聴いてから行った方が絶対楽しいと分かっているのに、ここのところ本当にただ行ってその場の空気を吸って帰ってくるだけで、コンサートの最中は楽しいんだけど、後から思い返すと全然記憶に残っていなくて愕然とする……ということが多くて、楽しむためにだって少しは努力しなくちゃいけないんだということに今更ながら気付いた。「アルバムを聴く」という努力とすら言えないようなことすらできないで楽しもうなんて失礼な話なんです、たぶん。


というわけで、今日寝たらカツンコンだよおおおおおおお。いつもは仕事に行きたくなくて眠れないけど、今日は楽しみすぎて眠れない。久しぶりにうちわも作りました。すごく戸塚さんらしい感じに仕上がって満足。今まで作った中で一番好きかも。「コンサートは行く前が一番楽しい」という感覚を久しぶりに思い出しました。久しぶりばっかりだなぁ。