愚民159

人はただ十二三より十五六さかり過ぐれば花に山風

現代能楽集5『「春独丸」「俊寛さん」「愛の鼓動」』(11/21・14:00開演・シアタートラム)

最近寝落ちが激しいので、日付詐称しまくりです。すみません……。
簡単なアンケートやってます。思ったより答えて下さる方が多くて嬉しいです。ありがとうございます。もう目標(10件)はクリアしたので、締め切ってもいいくらいです。でも28日までやる予定です。で、あの、安易に言ってしまって申し訳なかったのですが、たぶん星が100個ついてもラジオはやりません。昨日一昨日の異常な星の付きっぷりに少しびびりました……。代わりにメールアドレスを入れて下さった方には、お礼として去年の知念様のお誕生日祝いとして作っていたのに結局誕生日に間に合わず作ったまま放置していた「知念様ウルトラ名言集(15歳Ver)」を送りつけさせていただこうと思っています。お礼なのに去年の出しそびれ……ってゆうか(@ガーヤ)そもそもこんなもんがお礼になるのかって感じなんですけど。そして「知念様ウルトラ名言集(16歳Ver)」が作れそうな気がいたしません……。


一日遅れで更新された圭人のジャンペーパーを読み返すたびに顎が外れそうになるんですが、それについて書く前に、昨日見てきた圭人のお父様の舞台の感想を書こうと思います。「圭人のパパを見てみたい」という不純極まりない動機のみで行ったので、正直内容については「三島由紀夫の『近代能楽集』みたいな感じなのかしら?」くらいの認識で行きました。三島の方も随分前に読んだので、内容は覚えていないんですが……。
しかしこれが面白かった!3本立てなので1つ1つの公演時間は短かったのですが、だからこそ、どれもスピーディーかつスリリングな展開でまったく飽きなかった。
母と息子の愛憎劇「春独丸」、サラリーマンの悲哀をユーモラスに描いた「俊寛さん」、そして父と娘の静謐な終焉の物語「愛の鼓動」、個人的に3つの作品の中でもっとも印象的だったものは「春独丸」でした。親子関係の中でも父と娘の間にはどことなくよそよそしさがあるんですが、母と息子の間の情は、時に普通の異性愛より濃厚になりうる気がします。最近たまたまヘッセの『デミアン』を読んでいて、符合する部分がいくつかあったのでちゃんと感想を書きたいのですが、もう出かけないといけないので、帰ってきて余裕があったら感想の続き書きます。