愚民159

人はただ十二三より十五六さかり過ぐれば花に山風

山田涼介さん、20歳おめでとうございます。

めでたいのでちょっとだけ公開。またすぐ閉じます。


知念様を好きになってから山田様という呼び方は封印していましたが、久しぶりに呼ばせて下さい。
山田様、20歳おめでとうございます。


私が山田様を初めて認識したのは2005年の滝つ05魂でした。
http://d.hatena.ne.jp/ariyoshi/20050523/1116787895

山田様を見つけた時の衝撃は未だに思い出せます。とにかくその迷いのないダンスに夢中になりました。私のみならず、友人たちみんなで山田様に魅了され、「ありがとう2005年さようなら」では山田涼介4連うちわを持ちました。山田涼介4連うちわを持った初めてのヲタ……ではないかもしれませんが、きっと15番目くらいまでには入るんじゃないかと思います。


当時の山田様は小学6年生、12歳になったばかりでした。山田様を発見した時、私はあと5年間はジュニアヲタとして安泰だと思っていました。山田様のバック仕事に感動しつつ、17歳の山田様に対して「なんでこんなにアイドルとしての才能のある山田様をデビューさせないの!?」と怒りに震えているはずでした。
だけど、私の思惑を超えて山田様はあっという間にデビューしてしまいました。こんなに実力を正当に評価される子もなかなか珍しいんじゃないでしょうか。山田様はジャニーさんの好きなタイプではないと思うのですが、そういう個人的な嗜好を超えて認めざるを得ないくらいの高みに山田様は存在していたんじゃないかと思います。


そして、私の山田様時代はあっという間に終わりを告げました。
http://d.hatena.ne.jp/ariyoshi/20060610/a
この時のエントリーで感じていた脅威と驚異は未だに消えていない気がします。


あんなに好きだった山田様を山田くんと呼ぶようになって、同じグループでデビューした知念様のことがこんなにも好きな自分が今でも不思議です。知念様は東京に出てくる前から同い年の山田くんのことを意識していたようですが、知念様がテレビで山田くんを意識し始めた頃にきっと私は山田様に夢中だったんじゃないかと思います。知念様にとって山田くんが大事な人であるように、今の私を語る上で山田様に夢中だった時代は欠くことができません。
http://d.hatena.ne.jp/ariyoshi/20100112/1263275335
このエントリーは私の転機だったような気がします。書くということの意味が初めて分かったエントリーでした。


今でも12歳の山田様は世界一かっこよかったと思います。知念様のことも大好きだけど、あんなに血沸き肉躍るように人を好きになることはきっともうないんだと思います。


山田様、おめでとうございます。
そして、ありがとうございます。
私にジャニヲタとしての喜びを教えてくれた人はきっと山田様です。
それは今、何倍にもなって知念様に向かっています。
私が山田様を山田くんと呼ぶようになったのは、きっと山田くんのことをこれからも好きでいたかったからなんだと思います。
知念様が一番好きな以上、山田様を山田様と呼ぶことは単なる惰性にすぎないから。


いつでもがんばることをがんばっている山田くんが大好きです。
がんばりすぎないことをがんばろうとする山田くんがこれからもずっと大好きです。

山田涼介さん、20歳おめでとうございます。