愚民159

人はただ十二三より十五六さかり過ぐれば花に山風

少年ジャンプ 

我が家では週刊少年ジャンプを毎週購読していて、かつてはなめるように全ての漫画を読んでいた私も最近はいくつかを拾い読みするだけになっているんだけれど、その中に『るろうに剣心』という漫画で一世を風靡した和月伸宏さんの『武装錬金』という漫画があって、これがなかなか面白い感じになってきていて、この漫画を成功させて和月さんにはもう一段階ステップアップをはかって欲しいところなんだけど、その『武装錬金』という漫画に斗貴子さんという女の子が登場していて、この子の名前が出てくるたびに「え、斗真!?」と私は反応してしまうのであります。斗貴子と斗真、字面がめったくそ似てません?言いたかったのはそれだけ。
ジャンプで他に読んでいるのは『いちご100%』と『ピューと吹く!ジャガー』だけ(ちょっと前までは『プリティフェイス』も)で、明らかに漫画を読む時に脳みそを使わなくなってきてるなーという感じ。まぁ、ジャガーさんはある意味頭使うんだけど。そんな私も最近始まった『DEATH NOTE』は読んでいます。名前を書き込むだけでその人を殺せる「デス・ノート」を手に入れた主人公が、そのノートで世界中の悪人を殺すことによって完全なる「良い世の中」を作ろうとする話。大抵この手の話はちょっとした計画のほころびによって駄目になって「人間が人間を殺すなんてどんな理由があってもしてはならないんだ」というありがちなモノローグで終わってしまうものなんだけど、この漫画の主人公はやったらめったら頭の切れる子で「この子なら本当になんとかしてしまうかも」という気分にさせられる。 
ジャンプ最新号で主人公は何者かに尾行されていることに気付いて、その尾行者の名前を知ろうとするんだけど、その人殺したら自分への容疑が深まるばかりじゃん!と余計な心配がぐるぐる頭の中を巡っております。まだ殺すと決まったわけじゃないんだけれど、そのへんがほころびとなってしまったら嫌だから無駄に心配。それにしても毎週毎週この緊迫感を保てるってすげぇなぁ。 
ジャガーさん なんかスカスカすると思ったら 髪にトーン貼ってない(字余り)