愚民159

人はただ十二三より十五六さかり過ぐれば花に山風

演技者。『I(アイ)の世界』ダイジェスト+メイキング 

ダイジェストって見た人にとっては鬱陶しいだけだし、まったく見ていない人にとってはそれだけじゃ分からないし、必要あんのかなー。一話だけうっかり見逃したという人には有益なのかな。メイキングはファンには嬉しい。イノッチ眼鏡! 
結局これは結婚を目前に控えた井上(イノッチの役名)の心の迷いが生み出した夢の世界だった、というのが私の解釈です。最後にイメクラの看板が「愛の世界」から「Iの世界」に変化したことは非常に象徴的で、要するにこれは「井上(I)の世界」であり、井上の非常に「私(I)的な世界」にすぎなかったということを意味しているのではないでしょうか。 井上は最後に振り向いてミミコ(京野ことみ)を選ぶこともできましたが、結局は恋人との結婚を前向きに考えることで終わります。ミミコというのは井上の心の不安定な部分を具現化した人物だったんだと思います。ミミコは濃い青色の髪をしているんだけれど、「藍」→「I」という訳で彼女はもう一人の井上といってもいいような存在だった。…というのは今考えたこじつけ。 
まぁ、要するにイノッチのワイシャツ姿に萌えてれば万事オーケイってことよ。