愚民159

人はただ十二三より十五六さかり過ぐれば花に山風

PLAYZONE2005(7月6日・18:30公演・初日)

少年隊のプレゾンは世界一ィィィィィーーーーーーー!!!少年隊最高!たぶん1年分くらい笑ったと思う。初日の舞台挨拶について書きます。

初日ということで、最後にちょっと長めの挨拶がありました。司会はアッキー。いつも打ち上げの司会を担当しているらしい。少年隊が一人ずつ喋って、植草くんは全然振りが入っていなかったことを平謝りしていて、それから晃くんとアツヒロ君が挨拶をして、植草くんとアツヒロ君が「俺たちは去年同じチームだったけど、その時も出来ない組だったよな」みたいな風に意気投合し始めて、「じゃあ完璧な踊りを今ここで踊ってみろよ」的なことをニッキに言われて、でも二人は「もう忘れたよ」とか言って、そこでヒガシが「こうだろ」と言って何故か踊ってくださって、去年ヒガシベルナルドが見たかった身としてはとても嬉しかった。

次にユニットから代表者一人を出して挨拶。MAからはマーチン、ABCからは塚ちゃん、キスマイからは父さんが挨拶をしました。塚ちゃんを選ぶ前にアッキーが「じゃあABCからは……下嶋兄!」とちょっとふざけて見せたのに、客席の反応が薄くってアッキーは「滑っちゃったな…あはは」とか言っていたけれど、敗因は観客の中にABCを全員言える人があまりいなかったためだと思われる。私の隣りのおばちゃんなんて「あらあらアッキー、ABCのメンバー間違っちゃったのね」とか普通に言ってて「チガーーーウヨ!ここはABCのメンバーじゃない下嶋兄の名前をあえて呼んだアッキーのお茶目さに笑うところダヨ!」と説明してあげたかった。

そんなこんなで塚ちゃんの挨拶なんだけど、カミカミのキョドリまくりで、マイクを両手に持って話していてそれはもうかわいかった。

「えっと、このプレゾンは僕たちが生まれる前から続いているってことを、えっと、稽古中にはじめて知って(20周年って言っているんだからすぐに気付きそうなものだが…)、それで、あの、そういう舞台に出るってことは、あの、えっと、…なんだっけ?」

みたいなことを一生懸命喋っていました。客席は「この子いい子なんだろうな(ほわ〜〜ん)」って感じの空気になっていました。本当に癒し系だよ、この子は。そんな彼の様子を後ろから子羊を狙う狼の如き目で見ている男が…。そう、河合さんちのフミキュンだよ。彼の全身から「俺に喋らせろ俺に喋らせろ俺に喋らせろ俺に喋らせろ俺に喋らせろ……」という俺俺オーラが出ていた気がするのですが、気のせいだと思いたいものです。

そういえばアッキーが塚ちゃんを指名するとき「ABCからは、塚ちゃん!」と言っていて、アッキーが塚ちゃんのことを塚ちゃんと呼んでいる現場を目の当たりにできたことがなんとなく嬉しかったのですが、塚ちゃんの挨拶のあと植草くんが「塚ちゃんって優しいんだよ」と植草くんまでが「塚ちゃん」と呼んでいた事実にものすごく感動した。塚ちゃん、楽しくやってるみたいだね。良かった良かった。ちなみに塚ちゃんの何が優しいのかというと、植草くんが鏡の前で踊っている時にその後ろで一緒に踊ってくれて、しかも間違っていると「ここは右からですよ」と教えてくれるからだそうな。なんだか塚ちゃんらしいエピソードだ。