愚民159

人はただ十二三より十五六さかり過ぐれば花に山風

内博貴 年末年始ROCKな仲間たち大集合!(17:00開演・横浜アリーナ)

「内が何も変わってへんように、俺らも何も変わってへんから」
今日の横山さんのお言葉。すばるさん、横山さん、山田が乱入したMCはまるで松竹座のようでした。
以下は「マルちゃんがぴろきのこと好きすぎる」バレ。いちおうネタバレもあるので隠します。ぴろきが好きすぎてジタバタする純情なマルちゃんがあほすぎて最高でした。




・MCに登場するなり、ぴろきを抱きしめるマルちゃん。
・丸山「オールオブミーフォーユーのあたりからおったで〜」(なんか言い方がきもかった)
・「とりあえず全裸になれ」と無茶振りする横山さん。
・「全裸になってくれ!頼む!」と土下座するマルちゃん。
・MC中ずっとぴろきの後ろにカオナシのごとくぴったりくっついているマルちゃん。
・でも話せないマルちゃん。
・横山「マル、今日はがんばってしゃべるって言ってたのに」
・丸山「僕はアクションで見せていくタイプですから」
・横山さんの無茶ブリに次ぐ無茶ブリ。
・マルちゃんは無茶ブリされて困るぴろき萌え(決めつけ)なので助けません。
・内「もうイヤやぁ〜〜〜」すばる「イヤくない!」
・すばるさんのこういう返しが本当に好き。
ぴろきの「イヤやぁ〜〜〜」が聞けておたく感激。
・きっとマルちゃんも興奮したはず。
V.WESTメドレーでノリノリなまるちゃん。
・新種のカエルのような服のやっさんも一緒にノリノリ。
・「Fighter」でとうとう耐え切れずエアベースを弾きまくり始めるマルちゃん。
・横山さんに「自重」と注意されてるっぽいマルちゃん。
・しかしミイラ取りがミイラになったのか、次の瞬間には横山さんもノリノリ(でもすぐやめる)。
・ドリブラを一緒に熱唱するマルちゃん。
ぴろきにお手振りをもらって両手で振り返すマルちゃん。
・ぶんぶん手を振る新種のカエルのような服のやっさん。
・横山さんもたぶん振ってた。
・すばるさんは両手を挙げてピース。
・最後に紹介され、投げキッスをしまくるマルちゃん。
・内ヲタきもす。
・アンコールを誰よりも熱心にするマルちゃん。
・そもそも見学に来たジャニタレがアンコールまでいるのは珍しい。
・ダブルアンコまでノリノリで始めるマルちゃん。
・しかしそろそろまずかったのか係員に退場させられる4人。
・きっとトリプルアンコは舞台裏でハンカチを噛みながら聴いていたんでしょう(笑)
・マルちゃんが来てくれてよかった。


「離島の生態系」という言葉がふと浮かんだ。離島では、本島が受けたような外部の影響をほとんど受けなかったため、古来の生態系がそのまま残っていることがある。
「Believe my story」「Let's go!Let's go!」「スキなだけTODAY」「Master Key」「All of me for you」「STANCE」「Knockin' Trackin'」「マーメイド」「浪花いろは節」「旅人」「愛って?」「Answer」「Fighter」「DREAMIN' BLOOD」……どれも私がエイトファンになったころに何度も何度も繰り返し聞いた曲で、ぴろきのコンサートにはちょうどぴろきが切り離された頃のエイトがぎっしり詰まっていた。
懐古ばかりしている私にとっては楽しくてしょうがないコンサートだった。それらの曲に対して、エイトの4人は「懐かしいなぁ」と漏らした。「ぴろきが切り離されていた」という事実をやんわりと突きつけられたような気がした。

けれどもやっとここまで来た。今までは「ぴろきが切り離されている」という事実を実感を伴って突きつけられることすらなかった。雲を掴むようにしか、あの子のことを思えなかった。やっとここまで来た。
ぴろきはどの曲も楽しそうに、そして大切そうに歌っていた。エイトにとっては懐かしい曲でも、ぴろきにとっては今の曲なのだ。まさに「昨日よりも明日よりもいまスキなだけTODAY」なのだ。
「内が何も変わってへんように、俺らも何も変わってへんから」と横山さんは言ったけど、エイトというユニット自体はあの頃から変わったと思う。8人組のユニットを7人でやっていくためには変わらざるを得なかったのだと思う。「内が抜けた穴」というのは「内」でしか埋められない。ぴろきがいて初めて、横山さんの「内が何も変わってへんように、俺らも何も変わってへんから」という言葉が実現される。
「離島の生態系」はその貴重さから大切に保護されているけれど、もともとこれ以上ないくらい大切にされていたぴろきにそんな要素まで加わったらどうなってしまうんだろう。それが気になってしょうがないから、さっさとぴろきはエイトに戻って下さい。相変わらずぴろきはあほで末っ子であほでピンクであほでかわいかった。
おかえりなさい。