20th Century LIVE TOUR 2009 HONEY HONEY HONEY（18：00開演・札幌市民ホール）

トニコン素晴らしかった！
同行者2人の「ゆっくんのお誕生日を祝うぜぇぇぇ！！！！」という気合を横目に、正直北海道旅行の副産物くらいにしか考えていなかったトニコンだったのですが（すみませんすみません）、とにかく楽しかったぁぁぁ！！！！途中からあまりに素晴らしかったので、私なんかが見ているのが申し訳なくなってきました。本当はもっと見るべき人がいたんじゃなかろうか。でも本当に本当に楽しかった！！！！！私が今まで見た中で一番好きなコンサートは「ありがとう2005年さようなら」なんですが（滝様信者ですから）、それに次ぐか、あるいはそれと同率1位でも良いくらい楽しくて素敵なコンサートでした！！好きな人もできたしね（照）

平成っこたちのコンサートが「若さとフレッシュさを活かすための意外性のないスタンダードなセットリスト」であったのに対し、トニコンは「意外性を持たせつつかゆいところに手の届くセットリスト」でした。もうねもうね、平成っこたちとは包容力が違うの！！包容力のあるコンサート！！すごい余裕があるの！！（体力以外！！）トニさんたち自体がものすごく楽しそうにしているのに、こちらがおいてけぼりになることが絶対なくて、私みたいなブイさん初心者にもやさしくて、すごくあほみたいな顔でふざけてると思いきや、ふとした瞬間に「大丈夫？ちょっと疲れてない？」って真剣な表情で顔を覗き込んでくれるようなコンサート。巷（どこ？）でいわゆる一番もてるタイプであると言われる「少年の心を忘れない大人の男」ってやつなんですよ、トニさんたちは。そのギャップにショタコンの私ですら、ハートをノックノックノックされてしまいました。ああ、大人の男って素敵。満開の桜も良いけど、紅葉した桜も風情があって良いわ〜〜〜。
以下、曲のネタばれがあるので隠しますね。

今回のトニコンは一回しか見ない上に、ブイ曲自体にあまり詳しくないので、鉄の人にi Pod内に2009年トニコンプレイリストを作ってもらって予習をしてからのぞんだので、セットリストは大体知っていました。知っていても、あのタイミングで「SHELTER」が来ると、ものすごくドキドキした。だってどんなに名曲だろうと、アンコールでソロ曲が来るとは思わないじゃないか。いや、知ってたんだけど、知ってたんだけど、ドキドキした。本当に「SHELTER」は名曲すぎる。ジュニアファンなので、すばるさんやら滝様やらやっさんやらABCやらJJExpressやら色んな「SHELTER」を見てきたのですが、坂本くんの「SHELTER」は別格です。本人にとっても特別な曲なんだろうけど、ファンにとっても特別な曲だってことがよくわかっているから、あのタイミングで「SHELTER」ができるんでしょう。なんであの人たちは客の求めていることがなんであんなに分かっているんだろう。タレントとファンが相思相愛なコンサートは本当に居心地が良い。

札幌ラストはトリプルアンコールだったのですが（そのあともう一回アンコールがあったが、それは挨拶のみ）、最後の最後で「HONEY」をやってくれたのが本当にうれしかった。アンコールは絶対「HONEY」がいいなぁと思いつつ、ダブルアンコは違う曲で、でも幸宏さんのお誕生日祝いもあったので、まあいっかと思っていたところ「HONEY」ですよ。これ、ダブルアンコでなく、トリプルアンコでやったのが本当に絶妙でした。「ああもうなんで私のして欲しいことがわかるの？なんでもの言わずに思ったただけでわかっちゃうの？もしかしたらもしかしたらそうなの？」と思わずピンクレディーになってしまうくらい感激。曲通り、そんなわがままを受け止めてくれるトニさんたちが最高すぎた。

「HONEY」が終わって、体の中の熱がすっと引けていくのを感じました。冷めたという意味ではありません。素晴らしい完結を迎えた小説を読み終えると、あまりにも過不足なく満足できたために、もうこれ以上なにもいらないというちょっとした無我の境地に至ることがあるのですが、今回のトニコンでもまさにそういう幸福の境地に立つことができました。もう1回アンコールがあった時に、もう歌わなかったのもよかった。あれでもう1曲やってたら、たぶん興ざめだった。あのタイミングの、あの「HONEY」で終わったからこそ、札幌ラストは完璧になった。

コンサートそのものも素晴らしかったのですが、客席にいるトニファンの方々も素敵でした。隣の席が中学生くらいの女の子2人で、最近平成コンで若いおなごたちに辟易していた（もちろん若い子でもきちんとしたファンはたくさんいるのでしょうが、今まで近くにいた子たちは大荷物を我が物顔でこちらの席にはみ出るくらい広げて、コンサート中はこちらにうちわをガンガンぶつけてきて、MC中は大声で「超ウケるんだけど！！」を連呼しているような子たちばかりだったので）私は「うわーーー若いなぁ。嫌なことなならなければいいなぁ」と思っていたのですが、その子は本当に坂本くんが大好きみたいで、声を出したり、踊ったりしていたのですが、それもコンサートを盛り上げる範囲内での節度を守ったもので、その子がちょっと私のところに出てしまったバッグを自分の方にすかさず寄せたのを見たときに、「ああトニファンは若い子も素晴らしいなぁ」と感心しました。坂本くんの教育が行き届いているおかげでしょうか？

本当に楽しいばかりのコンサートでした。本当はここで出会った素敵な男性のことも書きたかったけど、長くなってしまったのでまた別の機会に。分かっていたんだよ、ゆきゆきの2人がすごくかわいいことになっているってことは。でもでも、私が気になるのは川村さんだったんだもん！！しょうがないじゃん！私は川村さんと恋のシュガーマウンテンを登っちゃうんだから！！（テーマソング「MIRACLE STARTER」）