愚民159

人はただ十二三より十五六さかり過ぐれば花に山風

代々木が終わって

コンサートに行けないことが悲しすぎて早起きしてしまいました。
今回のコンサート、とにかく知念様が奔放で、愚民は素直にそんな知念様に興奮してれば良かったんでしょうけど、なぜだか等身大の知念様について考え始めたら止まらなくなり、全然コンサートに集中できませんでした。それでも土日は友人と入ったので楽しく見ることができた気がします。
たとえば、軍人は戦争の時はもてはやされるけど、平和な時には不要なものじゃないですか?なんか知念様って、そういう存在なような気がしてきました。平穏な世界にいると逆に異分子として浮き上がってしまう。
いや、たぶん知念様はすごく今回のコンサートをすごく楽しんでいらして、ありたんとかいのちゃんとか高木とかもったんとかとも楽しそうにしていたんですけど、なんかよく分からないけど、私は知念様を見ていると切なくてしょうがなかった。
等身大の知念様、知念様の賞味期限(いやな言葉だけど、あえて使う)、知念様の孤独。
知念様は孤独を抱えているのかいないのか、それすら私にはよく分からないのですが、もし抱えているとしたら、それは山田くんよりももっともっと根深いものなような気がします。私はちょっと前から漠然と知念様の孤独について考えていて、そのきっかけが山田くんとの年末四週耐久ラジオだったんですけど、山田くんは確かに切ないけど、彼の切なさはすごく分かりやすい(これは山田くんが単純な人間だから、とかそういうことではない)のに対し、知念様は孤独とかそういう負の感情も保護色を施して隠してしまうような人だと思うんです。知念様はFC会報で自分の短所として「すぐ顔に出る」とおっしゃってましたが、本当に大事なことは絶対に出さない人だと思います。山田くんはたぶんそんな知念様に気付かない。
ただ、圭人がポポロで知念様について「ペラペラしゃべる方ではない」「思ったことを口にするタイプじゃない」とさらっと言ってて、知念様のこういう部分って、きっと知念様が表に出していない部分だと思うんだけど、そういう本質をあっさり掬い取ってしまう圭人はすごいと思いました。最近もったんが圭人に懐いている理由もよく分かる。圭人が自分のそういう能力をどの程度自覚しているのかは不明だけど、自覚はしていない方がいいのかもしれない。

知念様は「かわいさ」で常に武装していて、その武器を使っていろんなものを獲得してきたんだろうけど、リミットがせまってきていることをよく理解なさっているんだと思います。
ああ、まとまんないな。名古屋までに一回ちゃんと知念様について考えたいです。