愚民159

人はただ十二三より十五六さかり過ぐれば花に山風

新春滝沢革命(1/23・13:00/18:00開演・帝国劇場)

個人的千秋楽でした。ソワレには亀梨さん、薮くん、ありたん、高木、そして知念様がご観劇(あとナカケンもいた、そういえば)。知念様と同じ空間にいられただけで愚民は幸せです!!
革命の感想は全然書けていなかったので、今まで見たものの総括。
(ちょっとずつ書き足してます)



  • 開演前

いつからか、開演5分前にヒロミが登場するようになっていました。ヒロミファンの方は5分前には着席必須です。舞台に腰掛けてバイオリンを奏でるのですが、これ、普通に脇の扉から場内を歩いて舞台まで来るんですよね。今まで開演前にこんなにナチュラルに観客に紛れて場内を歩いてくるジュニア(しかも出演者)がいただろうか?なぜ、舞台袖から出てきて座るんじゃダメなんだろう?とにかく、なんか普通にいます、ヒロミ。続いて姫役の桜乃さんがきちんと舞台袖から登場し、ヒロミのバイオリンに併せて歌います。姫とも客ともまったく視線を合わせずに淡々とバイオリンを演奏するヒロミがかっこよすぎる!!腕まくりをしているのがたまりません。HU(ヒロミの腕毛)は薄かったです。ヒロミと姫の小粋な演出で、騒がしいながらも革命の雰囲気が少しずつ作られていきます。

  • OPムービー

帝劇開場100周年ということで、帝劇の歴史をまとめたOPムービーが流れます。ヒロミのバイオリン演奏に乗せて、ABC-Zが映像を解説。
河合「僕のようなモダンな人間にとって、劇場に行くことはステータスでした。ハッシー、ステータスって何?」
橋本「塚ちゃんの変な絡み!」
五関「それはストレスだろ!」
(橋本・五関でアホ顔)
塚ちゃんって、すっかりキャラが開花して定着しましたよね……。この部分は「コーヒー一杯!」「それはデミタスだろ!」とか、「すぐそこ」「それはサンクスだろ!」とか、あと一個くらいあった気がします。
途中でエビシは衣装を早替えするんですが、その時の戸塚さんのズボンの脱ぎ方が闘牛士のように華麗なので必見です。「スポーン!オ・レ!」みたいな脱ぎ方です。ズボンの早替え一つとっても自分の世界観を作れる戸塚さんすごい。最初に上映された映像ということでジェットコースターの映像が流れるのですが、それに乗っているようなジェスチャーをしているふみきゅんのマメさはさすがです。
そして、ジャニーズの面々が帝劇で上演した演目の数々も流れます。初演ドリボの薮くんが映ると、
塚田「あんなにちっちゃかった薮がこんなに大きくなるなんて、何食べたらそんなに大きくなれるんだろう?」(一部)
塚田「あんなにちっちゃかった薮がこんなに大きくなるなんて……人間って不思議ですね」(二部)
別に普通のことを言ってるのに塚ちゃんが言うだけで笑いが起こることの方が不思議。この部分も前に見た時は、
橋本「あ、薮くん!」
河合「橋本は『薮』のこと『薮くん』って呼ぶんだな」
橋本「うん」
みたいな会話をしていました。
あとはふみきゅんの「耳が大きくなっちゃった」な映像部分で、
河合「なんでこの映像、使ったんだろう」
五関「河合だからな!」
みたいなやりとりがあったり。とにかくエビシの掛け合いがかわいくて面白いです。あと、毎回ガーヤ(と宏光)が映る度になぜか興奮していました。キスマイがいない革命、さみしすぎる……!!

  • SHOW

とパンフレットに書いてある。なんかABCを連呼する新曲です。少年たちの時も思ってたんだけど、戸塚さんって階段を降りる速度が異常に速いですよね。あまりの速さに笑ってしまう。あと、昨日見た時は戸塚さんの蝶ネクタイが床に落ちてしまっていて、踊りながら拾って手に持ちながらずっと踊っていて、どっかのタイミングでポッケに入れるなりするのかなーと思って見ていたら、後ろを向く振りになった瞬間、ものすごい勢いで舞台袖にブン投げてて、たぶん本人的には「超さりげなく邪魔なものを手放した俺かっこいい」という感じだったんだと思うんだけど、全然さりげなくなくて面白かったです。戸塚さんの最善の選択はなぜこうも面白いのだろう。
あとは大空さんを初々しくエスコートするゆまたんにきゅんとしていました。ゆまたんの調子が悪かったのか、戸塚さんが代わりにエスコートしていた日もありました。

  • 愛・革命

この曲を聞くと無条件に高まる!!ただ、ちびっこがたくさんいて、今までの革命よりもアットホームな感じです。今回出すタイミングがないせいか、毎回EDに登場していたジェット機がこの段階で登場。どの場面で出ても、ジェット機の存在意義はよく分かりません。これはとにかく淡々と踊る今野先輩がかっこよかった!!特に「幸せなど知らないまま」のところでクラップする今野先輩が大好きでした!今野先輩って手の使い方がすごくきれいなんです。ちびっこ用に簡素化された振りを踊っていたけれど、今野先輩は普通の振りでも踊れるだろうなぁ。千野きゅんのダンスも「あい・かくめい」という感じで良かった。あとフリーダンスの戸塚さんが激しすぎておかしいです。あと、なんといってもバイオリンを狂い弾くヒロミがめちゃくちゃかっこいい!!余裕があったら是非見ていただきたい!!

  • 串本節

船のひもを伸ばすのは塚ちゃん。あのしょぼい船をどうにかしようという話にはならないんだなぁ。
前の革命の時は、錦織さんの解説の途中から舞台上でみんなが出港の準備をしていて、戸塚さんは一心不乱に守り神を彫っていて、その守り神を掲げながら「革命だーーーー!!!!!!」と叫ぶ戸塚さんが最高にクレイジーで大好きでした。

  • 出港前

今年の革命って名言がないですよね……。「最高の気分だぜ、ヒデアキーーーー!!!(BY.キタヤマ)」(これはふみきゅん改めフォロきゅんの華麗なるフォロースキルによって期間限定で復活。これが復活した日、幕間はこの話題で持ちきりで、なんだか誇らしかった)、「これでも急いでます!!(BY.ユウタ)」とか。ショウタの名言、「帆柱は俺の命、任せとけ!!」は一応ふみきゅんが言っているんだけど、戸塚さんほどのクレイジーさはない。改めて思ったけど、戸塚さんの演技ってちょっと(かなり?)いっちゃってるんですよね。それが革命という野蛮なエネルギーの塊みたいな舞台と絡みあって、異常にパッショネイトな空間を生み出していた。虚無僧な今野先輩がかっこよかった。手の形がすごく好きでした。あとハッシーがABCみたいなことをやっていることに毎回感動していました。出港前のロープ回しがいつの間にかなくなってた。なんか今回の革命は安全第一という感じ。
ONE NIGHT、ヒロミが船の上にいないのがさみしすぎて……。

  • 白鯨

ここで、大将軍たちが血祭りとか皆殺しとか言ってるのも好きだったな……。本当に今回の革命ってギザギザしていた部分が綺麗に削り取られてしまったんだなぁ。その分、分かりやすくなったかと言えばそうでもないんだけど。ただ、戸塚さんの大将軍は素晴らしかった。戸塚さんといえば残念なイケメンとか、美形の無駄遣いとか言われていたけれど(っていうか@ガーヤ、私が勝手に言っていたんだけど。顔面の美しさを最大限に活用できる事務所に属していながら、それを完全に無駄遣いをしている戸塚さんに、着物の裏地に敢えて上質の絹を使うような江戸っ子の粋の精神を感じていた。私は彼のそんなところがすごくすごく好きです)、今回、戸塚さんはジャニーズに入って初めて自分の顔の美しさを最大限に活用したのではないでしょうか。かつて「家なき子2」というドラマがありまして、主演の安達祐美を猛烈にいじめるエリカというお嬢様役を榎本加奈子が演じていたんですが、演技が決してうまくはなかった彼女がエリカ役に選ばれた理由が「候補の中で一番かわいかったから」だったそうです。美しさというのはただもうそれだけで価値があるんです。そこに存在しているだけで凄みがある。今回の革命の最大の幸福は戸塚ミーツ悪。前回から、一応戸塚さんは緑軍だったんだけど、今回は自分だけの役を与えられたことによって、完全に覚醒したような気がします。本気で美しい戸塚さんは恐ろしかった。

  • 竜宮城

相変わらず支配人は錦織さん。スノプリの歌う浦島太郎でお出迎え。千野きゅん、疲れているのか顎にずっと梅干しができてた。でもよく踊るね、この子。いのうえみずききゅんは基本的な表情が笑顔だからかわいい。でもなんかこの日のみずききゅんは全体的に寒さに震えるチワワみたいにぷるぷると震えていることが多くて、なんだか心配になった。普段からそういう動きの子なんだろうか?それにしても詩吟をしながら登場する今野先輩かっこいい!!!
よく遊びよく学べ、あの変な編曲も含めて大好きでした。私はNYCが好きなので、JUMPコンでのやる気のない(いっそいらない)よく遊び〜に憤っていたのですが、こちらの演出には曲への愛を感じた。「ドキュンとしちゃって」で「ドキュン」という効果音が入るのですが、そこでおたくの心を人差し指のピストルでドキュンと打ち抜いてくる今野先輩のアイドルクオリティの高さに毎回感動。「恋が弾けた」でジュニアが二人一組でハートを作って「キラーン」みたいな効果音が入るのもダサくてたまらなかった。あの昭和すぎる演出をみんな本気でやってるんだぜ?これが革命なんだよ!!アイドル革命!!いや、むしろルネッサンス!!その後の勇気100%で、にょえるとにこにこ顔を見合わせながら踊る今野先輩が超かっこかわいかった!!
ウォーターワールド、去年は戸塚さんがいないことが寂しくてしょうがなかったんだけど、今年ははしとつ!!はしとつかわいいいいいいいい!!!!何より大好きなとっつーと一緒に歌うはっちーが楽しそうでかわいい。女性と踊る戸塚さんは後半に行くにつれ真顔になっていき、再び女性に対して鎖国状態になっているのかなぁと思った。大将軍への入れ込みが女性への対応にも表れたのかもしれない。
DEEP、女性ダンサーの胸に「N」のマークが入っていたけれど、あれはニッキの「N」なの?
ミラコワールド、滝さまがピンク、ゆまたんが青、はっちーがカニ、なべしょがパイナップルみたいな魚、だてがクラゲ。カニ萌えという新しい境地を開いた。はっちーが「カニカニ!」と言っているだけで幸せ。「タッキーやってよ!」とか普通に言っちゃうはっちー。ゆまたんがひっそりと年相応に楽しそうで、滝さまに「優馬、地味に参加するな!」とつっこまれていたのが印象的でした。
今年の玉手箱は「青春の小箱」とは呼ばれず。玉手箱というよりはパンドラの箱。みずききゅんがぷるぷるしていて、本当に心配だった。いつもこんなにぷるぷるしていたっけ?
愛はタカラモノに入る前、今野先輩が村治くんや林くんと怯える小芝居をしているのがかわいいのに、その後の愛タカの振りが完璧すぎてかっこよかったです。

  • 光る竹林

ニッキの乳首ネタが好きだったんですが、今年はやる隙がなかったですね。
「枯葉の影」は相変わらず安心の萌えクオリティ。はっちーのダンスがうまくなったなぁとしみじみ。去年は「戸塚・玉森・あべべ・ふっか」という私的イケメンラインができる場面があって、そこでときめきメーターが振りきれていたんですが、あべべ不在の時にダテ様がカットインしていた時に妙に脱力したのを覚えています。教えてもらって初めてふみきゅんの膝の挙げっぷりがはんぱじゃないことに気付きました。
そして幼少期のヒデアキさんを演じる今野先輩が超かっこよかった!!争いごとを好まない知性派今野先輩……!!あの格好、スターウォーズっぽいですよね、なんとなく。これは今野先輩じゃない回も結構あったみたいですが、9回見たうち7回が今野先輩だったことは幸せなことなんでしょう。あとこの場面とは関係ないですが、ヒロミは私が見た中では全部いました。
One Night、「俺たちと一緒だと心強いだろ?」と自分で言っちゃうはっちー。