2011-01-22 読書メモ およそ文学のしごとというものは、たといただひたすら自分だけのために書かれたものであっても、実にろくでもない作用を人に与えるものなのだ。思案だってきわめて俗悪なものにさえなりかねない、というのは自分ではいいと思っても、他人の目から見ればなんの価値もないという場合が、大いにありうるからである。 (ドストエフスキー『未成年(上)』) ドストエフスキーですらそうなんだから、私なんかもう本当にどうしようもないですね知念様……。