愚民159

人はただ十二三より十五六さかり過ぐれば花に山風

3周年

コンレポと一部のメモ書き以外でここを使うのは久しぶりです。
今日は記念日なのでのこのこ出て来ました。
ちょうど3年前の今日、私は横浜アリーナで知念様の「大きくな〜れ☆ボク!!」を聴いて、知念様を見出しました。3年もすれば私のテンションも落ち着くと思っていたのに、やっぱり私は今でも知念様が大好きで、日々知念様大好き指数の最高記録を更新している始末です。

知念様の誕生日からおよそ3ヶ月、日記を書かない間も私は知念様についてずっと考えていました。書いても書かなくても私はいつだって知念様について考えているのですが、この3ヶ月は外にほとんど吐き出さなかった分、この3年間の中で一番濃密に考えていた気がします。


時々、知念様は月のような人だと思うことがあります。
山田くんは太陽のような人です。世界中の人が彼に背いたとしても、きっと自ら輝き続ける恒星のような力を持っている人です。対して、知念様は「他人の想い」という光をまとうことによって輝くことのできる人なんだと思います。だから、彼は愛されることを望みますし、その自信がない場所ではその光を潜めます。太陽が欠けたら大きな騒ぎになりますが、月は満ちて欠けることが当たり前なので、その光が弱まっても気に留める人はさほど多くはありません。知念様の満ち欠けは「気まぐれ」という一言で、月と同じように見過ごされてしまうのでしょう。


知念様にとって「愛される」ことと同じくらい重要なことは「信じてもらう」ことなんじゃないかと思います。前にラジオで、異常な頻度で怪我をしてしまい仲間の足を引っ張ってしまってしまうことで悩んでいる陸上部の女の子に対して、お祓いをした方がいいんじゃないかというアドバイスをしていたことがありました。お祓いという非科学的な解決方法はリアリストな知念様に一見そぐわない気がしますが、知念様はその裏にある「信じる」という力を信じているんだと思います。メジャーリーガーのイチロー選手は小学生の時から自分がプロ野球選手になることを信じてずっと練習を続けたきたと言いますが、知念様の考え方はかなりイチロー選手に近い気がします。


信じること、信じてもらうことは知念様の強さの秘訣なんだと思います。だけど、「自分の足りない部分を補う」という響きのある「努力」という言葉を使うことすら拒むことに、強すぎるもろさを感じることもありました。強化ガラスは普通のガラスよりも割れにくい分、割れる時は粉々になって割れてしまいます。知念様が強くあればあるほど、その裏に潜むもろさを思わずにはいられませんでした。


知念様について、こうやってウェブ上に書きつづる意味についてもずっと考えていました。知念様が「信じる」ということに重きを置いている以上、私が知念様に対して色んなことを疑い掘り下げようとする姿勢は知念様にとって仇をなすばかりで、ファンとしては失格行為にあたるんじゃないかとずっと思い続けていました。


けれども、最近知念様が茄子を食べられるように努力しているというのを見て、少し考え方が変わりました。知念様のマイナスを徹底的に排除する生き方をとても好ましく思っている一方で、そんな風に切り捨てて生きていったら、そのうち知念様の周りには何も残らなくなるんじゃないかと心配していましたが、知念様は私が思っているよりもずっと柔軟な方なんだろうし、私が想像しているよりもずっと色んな修羅場だってくぐりぬけているんだろうし、そんなやわな精神力だったら、あんな空中ブランコを一度も失敗せずにやりおおすこともできなかっただろうと思います。何より私自身、知念様について色々と勘繰ったりすることはあるけれど、知念様を根本的な部分で信じなかったことは一度もないんです。


「信じる」という言葉自体が漠然としすぎていて、私の言いたいことは少しも言えていない気がするんですが、とにかく私は知念様のことを信じています。一時期、知念様の内面に対する思いが膨らみすぎて、「知念様」から「知念くん」に降りようかと思い、こっそり呼ぶ練習もしてみたんですが、やっぱり私にとって知念様は知念様でした。


昔はジャニーズの人がみんな大好きで、特にジュニアに対してはあの子も好きこの子も好き好き好き大好き〜というピンクレディー状態になったりもしていたんですが、今はそういうこともほとんどなくて、何度も言っている通りやっぱり知念様に対する熱が落ち着いたら、私のジャニヲタ生活は終わるような気がしています。
そうなったらどう生きて行けばいいかよく分からないので、そんな時はまだまだ来ないでほしいなぁと思っているんですが、日記を書かなかった間にびっくりするくらい無関心に近い感情に陥ることもあって、私にとってヲタ活動と日記を書くことは、もはや自転車のぺダルみたいに両方ともないと成り立たないものなのかもしれないです。


久しぶりに長文を書いたのでいつも以上に支離滅裂ですし、まだ思うところはたくさんあるんですが、とにかく自分の中で知念様について書くことについて少しだけ折り合いがついたので、またぽつぽつ思いついたことを書いていきたいと思います。


3年前のこの日、知念様を発見できて本当に良かったです。ありがとうございます。
4年目もよろしくお願い致します。