愚民159

人はただ十二三より十五六さかり過ぐれば花に山風

日刊スポーツに知念様と風間さん

昨日の日刊スポーツには知念様がスーツ姿で20歳をお祝いされる記事が載っていました。一方で、サタジャニのコーナーでは風間さんがスーツ姿で「THIS IS IT」の真似をしていました。ジャニーズを好きになったのは風間さんが出演していた金八がきっかけで、そこからアンチジャニーズだった私が転げ落ちるみたいにジャニーズJrにはまっていきました。私の中で最初の人と最後の人(予定)が11月30日の新聞に一緒に載っているということに勝手に感動していました。

私がジャニーズにはまってからもはや10年以上の月日が過ぎています。風間さんを好きになってジャニーズJrというものを知り、やまとまを好きになってシンメ萌えというものを知り、戸塚さんを好きになって三次元ショタを知り、やっさんを好きになってグループ萌えを知り、山田くんを好きになって無所を青田買いする喜びと切なさを知り、しばらく一推しのいない時期を戸塚さんを見ることで乗り越えて、満を持して知念様を好きになりました。

担降りという言葉がありますけど、私はあまり好きじゃありません。今まで好きになった人や物事って地層のように積み重なって、すべて私の中に残っている気がするんです。ジャニーズだけじゃなくて、今まで聴いた曲や読んだ本や見た映画、何もかもが今の私を形作っていて、何か一つ欠けていても私じゃない気がします。「降りる」という言葉はそれまで好きだったことを切り離して、まったく別の場所に行ってしまうことみたいに思えるんですよね。だとすると、私は一度も降りたことはないです。ひたすら積み上げ続けています。

私が積み上げ続けてきたものの中でも、風間さんを好きになったことって本当に大きいんです。今まで大嫌いだったものを好きになってしまうという、まさにコペルニクス的転回。嫌いだったから知識もノウハウも何もないし、ジュニア好きな友達も皆無で大変だったけれど、苦労した分得る喜びは大きかった。初めて自分でチケットを取って行った横アリのジュニアコンは本当に感動した。何一つ欠けても今の自分じゃなけれど、風間さんがいなかったら本当に全然違う自分が出来上がっていたと思います。

そんな私のジャニーズ最初の人と最後の人(予定)が、記念すべき日に同じ紙面に載っていることがすごく運命的な出来事に思えました。10月11月は人生初の入院と手術を経験して、社会人になってから初めてこんなに長期間に渡って徹底的に何もしないで休んで、私の人生の中でも大きな転機になりました。その〆の出来事として、こんなに素晴らしいことはないです。

知念様も20歳になったことですし、私もそろそろ働きますね。本当に長い休暇になってしまった。そんな時に色んなことを考えるきっかけになって下さった知念様ありがとう。そして、本当の本当のきっかけを作ってくれた風間さんもありがとう。先日堂本兄弟で負けアカを踊る風間さんを見られて涙が出るほど嬉しかったです。やっぱり踊る風間さんはかっこいいと今でも思う。


それにしても、私という人間の地層のトップに数年間君臨し続けている知念様って本当にかっこいいですね!