愚民159

人はただ十二三より十五六さかり過ぐれば花に山風

コンサート

仕事が忙しくて更新止まってました。仕事人のりゅうちゃんはとてつもなく可憐な坊主でした。ドラマを見ながら「理不尽」を納得できる形で描くのは難しいんだなぁと思いました。納得できる理不尽というのもおかしな話なのですが。
KCも相変わらずひどいですね。プライベートはちーちゃん呼びする圭人……。仲睦まじいKCを微笑ましく思う反面、知念様のかわいいの魔法にかからない圭人が好きだったような気もして複雑です。
そんなKCも自分の目で見たら腑に落ちるかもしれないし、大好きなウィークエンダーのサビの振りも覚えたし、いろんな意味でコンサートが本当に楽しみです。

久しぶりにコンサートのメモにツイッターを使うつもりなので、よかったらcc930のアカウントを覗いてみてください。

必殺仕事人関係覚書

歴史あるシリーズへの参加に「プレッシャーで負けそうになったが、負けないでがんばりました」と話した知念。まだ、リュウの“殺し”の武器は決まっておらず、「どういうふうに仕事をしていくのか楽しみ」と今後の展開にも胸を躍らせた。
「東山紀之 後輩・知念侑李のファンに「YOUたち、タイミングが違うんだよ」」

知念は、「今回、僕が演じたリュウは、一休さんみたいな子なんですが、その子がどうやって仕事人になるのか、見ていただければと思います」と初々しくアピールした。また、松岡が撮影を振り返り、「このちんちくりんが可愛かった」と知念をいじると、会場の知念ファンは大歓声。続けて松岡は、「少年の目から仕事人の目に変わっていく段階が面白かった」と感想を述べた。
「Hey! Say! JUMP知念侑李の謎の食生活を『必殺』スタッフが暴露!? 『必殺仕事人2014』トークイベント」

初々しくアピールされる知念様のおかわいらしさよ……。

東山は「なんでここでキャーなの?」と冷静になりつつも、知念に「ちんちくりんって言って」と単語を喋らせるなど、ファンを楽しませた。
「Hey!Say!JUMP知念侑李に鳴り止まない悲鳴 先輩がファンにダメ出し」

「ちんちくりん」と知念様に言わせられるヒガシが羨ましい。「ちんちくりん」ってかわいい響きの中に何とも言えない卑猥さもあって、かわいい子に言わせるには絶妙のワードだと思う。

イベントには、これまで『必殺』シリーズを裏で支えていた、石原輿監督をはじめ、撮影スタッフ5名が登場。『必殺』トークで盛り上がる中、司会から、次は「知念侑李の“謎の食生活”」についてとテーマが言われると、それだけでファンは大歓声。東山から「YOUたち、タイミングが違うんだよ」と笑いを誘う一幕も。そして、スタッフから明かされたのは、「撮影期間中は、基本お昼ご飯は出前なんですね。知念さんは、近くの食堂から出前をとってらっしゃるんですけども、いつもいつも“親子どんぶり”なんですよ」と。知念からは、「“親子丼ぶり”が好き、メニューにあると頼んじゃうんですよ。毎日、撮影所は同じ場所にあるので、出前するところも一緒なので……」と明かしていた。
「Hey! Say! JUMP知念侑李の謎の食生活を『必殺』スタッフが暴露!? 『必殺仕事人2014』トークイベント」

知念様は親子どんぶりが好き……!!かわいい。

そして今回の作品で、5年ぶりに新仕事人・リュウ(知念)が誕生。「必殺仕事人」デビューに知念は「まずは必殺ファミリーに打ち解けられるように意識して頑張りました」と話した。そんな知念に同席した石原興監督は「(知念は)少年から青年になった色のついてない人。我々がとやかくいって色に染めるわけにもいかない。好きなようにやりなさい」と言葉を贈った。
「Hey!Say!JUMP知念侑李に鳴り止まない悲鳴 先輩がファンにダメ出し」

「色のついてない人」という表現が良いです。

1986年のマリリン

仕事が急がしくなってきて、書くことがありません。KCが熱いらしいテレファンも買えてません。
昨日、ツタヤで中古の本田美奈子のベストアルバムを買ったので、iPodで聴きながらマリリーンとシネマスタァ気取りつつご機嫌に会社に行ったのですが、「1986年のマリリン」の作詞が秋元康だと知って一気にテンションが下がりました。秋元康のアイドルプロデューサーとしてのスタンスが嫌いだからAKBを敬遠してるのに、至るところで立ちはだかってくる秋元康が憎い!!「一秒のOthello」も「湾岸スキーヤー」は名曲だと思うけど憎い!!

というのが今日考えた中で一番まとまっていた思考。相変わらずウィークエンダーは大好き。

本日の名言『フルメタル・ジャケット』

すべては平等に価値がない!

フルメタル・ジャケット』のハートマン軍曹が人種差別をしない理由。シビれる。海兵隊訓練学校に入った生徒たちに対し、海兵隊は素晴らしいがその訓練を乗り切るまでのお前らはウジ虫だと罵りまくった流れでこの名言が飛び出してくるんだけど、デビューするまでは馬車馬のごとく働かされ消費され中には消えていくジャニーズJrの姿となんだか重なる。時々映像で見るサン○ェはハートマン軍曹ばりに怖い。

フルメタル・ジャケット [DVD]

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トウモロコシと空とアイドル

この間の『水球ヤンキース』でゆうとりんがトウモロコシを食べている場面があったけど、アイドルとトウモロコシの印象的なコラボと言えばなっちの初ソロ曲「トウモロコシと空と風」で、前々からジャンプをモーニング娘。に例えるなら、ゆうとりんはなっちで山田くんはごっちんだと思っていたんだけど、やっぱりゆうとりんはなっちだったんだ!!と確信したシーンであった。
トウモロコシは「かぶりつく」という原始的かつ無防備な食べ方を求められる食べ物であり、それをもってしてもなお圧倒的なアイドル性を放っているなっちとゆうとりんは、たとえ後からやってきた圧倒的エースにセンターの座を奪われたとしても、今まで築いていた地位は決して揺らぐことはなく、そのユニットのスタンダードであり続けるのである。


ごっちん、結婚おめでとう!!

PLAYZONE 1986‥‥2014★ありがとう!〜青山劇場★(7/21・13:30開演・青山劇場)

何も考えずに「楽しかった!!」と言える舞台だった。出演者は翼くん、やらっち、ゆまたん、ふぉ〜ゆ〜、MAD、They武道、トラジャ(ひろき、にょえる、みゅうと、しめきゅん、朝日、宮近、しずしず、うみんちゅ)。既にプレゾンファミリーとして出来上がっていて安心して見られたし、とにかく楽しかった。このメンバーの中には飛び抜けて好きな人はいないんだけど、ただプレゾンという演目が見たくて行って、満足して帰ってこられるって素敵なことですね。

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出発(7/20・14:00開演・コラニー文化ホール)

山梨まで行ってきた。ほうとうと地鶏と信玄餅アイスを食べた。食べ物は良かったが、やっぱりつかこうへい&ニッキとはまったく気が合わない。前回の『熱海殺人事件』も駄目だったし、かつて風間さんが出ていた『蒲田行進曲』も何が良いのかさっぱりわからなかった。つか舞台の登場人物はみんな少しずつ狂っていて、男と女のことや生と死のことを露骨な言葉でまくしたてるように話しまくる。その奔流の中に何かを見つけられればいいんだろうが、私はそこに何も見つけられなかった。ただ、一方的にぶつけられた抜き身のような言葉に傷付けられ疲弊し、とてつもない疲労感だけが残る。

直截的な言葉を連ねるだけなら、フィクションである必要はないと思うし、エンターテインメント性のないフィクションに存在意義を感じない。私の感性が大衆的で鈍いのもいけないんだと思う。『水球ヤンキース』は楽しいが『ダークシステム 恋の王座決定戦』はさっぱり分からなくて一話で見るのをやめてしまった。私は分かりやすいものしか分からないのだ。ホームコメディチックなポスターとあらすじに多少期待していたが、やはり私の苦手なつかこうへいだった。

そんな狂気的な舞台の中に、戸塚さん自身の「右利きに飽きたから左利きになった」というエピソードが組み込まれていたが、それが戸塚さん演じる一郎のキャラクターと絶妙にマッチしていて、この舞台に溶け込むことができる過去を持つ戸塚さんはやはり狂気の人だと再認識した。スーパーマンになろうとして飛びまわる戸塚さんの狂気もよかった。つかこうへいの言葉は戸塚さんの狂気にすんなり寄り添うのだろう。台詞をまくしたてる戸塚さんはとても気持ち良さそうだ。

父親が蒸発したため残された家族ががんばる、というのがざっくりとしたストーリー。その父親は実は黙って旅行に行っていただけで、大騒ぎした手前近所の人に本当のことを言い出せず、そのまま父親を地下に住まわせていた、というシュールな展開は嫌いじゃない。一家の大黒柱が蒸発したというドラマチックな出来事を無理矢理続行させ、各々が物語の主人公になろうとするメタ的な展開も嫌いじゃない。だけど、登場人物たちの話し方や言葉遣いや過剰な演出がどうも好きになれない。単純に好みの問題なのかもしれないが、戸塚さんがこんなにも楽しそうなのに1ミリも理解できないことが少し悲しい。


と、ここまで書いたところで少しは理解する努力をしようと思って、つかこうへいの台本(このサイトで無料で公開されている)を読んでみたんだけど、舞台は大分原作よりは分かりやすくマイルドな仕上がりになっているみたいだ。この舞台が見ていて辛いのはニッキが戦犯だと思っていたけれど、むしろニッキのおかげでワイルドが多少マイルドになってるのかもしれない。ニッキのせいでうっとうしい部分もあるとは思うけど。戸塚さんは二回『奥の細道』の序文を読みあげるけれど、これは原作にはないくだりだったので、このあたりに今回の舞台の主題が隠されているのかもしれない。もう一度新橋でも見るので、次回はもうちょっとがんばって見よう。