愚民159

人はただ十二三より十五六さかり過ぐれば花に山風

二人ゴト〜りかちゃんとしばちゃん〜

結局7夜に渡って続いたのでしょうか、1回だけ見逃したけれどあまり支障はなかったです。りかちゃんとしばちゃんの「二人ゴト」を通して見て思ったのは、りかちゃんって女の子的な性質を抽出してかためたみたいな性格をしているなぁということでした。自分の言いたいことばかり言って人の話を聞いていないところとか、「しばちゃんをとられちゃう・・・」というやきもちめいた発言とか。あそこまで女の子な子ってそうそういないですよ。女の子すぎてむしろ女の子的ではない気すらしてきました。
で、しばちゃんなんですが、彼女はわりと冷めた視線の持ち主だと思うんですけれど、そこまで男の子っぽい子でもないと思うんですよね。ただあまりにりかちゃんが女の子女の子しているから、しばちゃんは自然とそういう役に回らざるを得ないのではないでしょうか。ときどき話を聞いてもらえずに寂しそうにしているしばちゃんが印象的でした。「理解して女の子」という曲に対して「あの曲は柴ちゃんに対して歌ってたのでしょうか。」とこちらでおっしゃっていて(今更ですが、引用ありがとうございました!)、面白いなぁと思ったのですが、同時にしばちゃんもこの歌をりかちゃんに対して歌う権利があると思います。しばちゃんだって女の子なんだから、ちゃんと話を聞いてあげなきゃダメだよ、りかちゃん!ここを乗り越えたら二人はもっと仲良しになれるんじゃないかな。
それと私は女子高出身なのですが、二人を見てるとそのころのことをたくさん思い出しました。右手にかばんを持つから右側を歩くとか決まってたなぁ。逆側にいると落ち着かないんですよ。通学かばんが大きかったから、間にかばんをはさむと遠くなっちゃうし。高校時代の友人に会うと未だに立ち位置を気にしますが、そういえば大学の友人相手にはあまり気にしたことがありません。ちょっと寂しいことなのかもしれない。