愚民159

人はただ十二三より十五六さかり過ぐれば花に山風

ふしぎ少女探偵キャラ&メル

今日は私のお誕生日です。22歳になりました。22という数字を言葉にすると辻になります。つまり今日は辻ちゃんに会わねばならない日なのです。


というわけで見てきました、キャラ&メル
辻ちゃん加護ちゃんは圧倒的な可愛らしさと可憐さを放っていました。にも関わらず、まったくリアリティがありませんでした。辻ちゃん加護ちゃんパステルカラーで描かれたポップなキャラクターのようで、二人が所狭しを動き回る様子はまるで良質なアニメを見ているかのようでした。本当に、本当に可愛かった。なんでこんなに可愛い人間がこの世に存在するんだろう。基本的にはテレビで見るのとまったく同じなんです。それ以上でもそれ以下でもない。すぐそこにいるにも関わらず、まるでテレビを見ているような感覚なのです。


唯一リアルだったのは剥き出しになった辻ちゃん加護ちゃんのひざこぞうでした。ひざこぞうの窪みの動きだけがリアルで、それだけが二人の存在をこの世に繋ぎとめているかのようでした。


ハロプロの子を近くで見るのとジャニーズの人を近くで見るのとでは衝撃度が全然違う。ハロプロの子はどの子も実物は思った以上に可憐で、その存在そのものを信じられない。ジャニーズの人は「あ、ちっちゃいな」で終わる(笑)


チビッコの客がすごく多いのがダブルユーらしいなぁと思いました。


以下、内容に触れて。あまりネタバレしてませんけど。




すげーミュージカルだった!実写版「ふたりはプリキュア」をできるのはこの二人だけに違いない!手始めにこのキャラ&メルを美少女戦士ポワトリンとかやってた枠で毎週放送した方がいいと思う。こんな番組があったら、チビッコにとってキャラ&メルミニモニ。ばりのカリスマになるだろうし、私も毎日ご機嫌に生きていけると思う。
はっきり言ってセットも衣装もしょぼい。ジャニーズと比べたら社会人と幼稚園児だ。けれども演出やその精神に若干ジャニーズっぽさを感じた。突然手品が始まるところとかドリボっぽいし、アドリブの入れ方がなーんかジャニーズ的なんだよなぁ。ジャニーズ的というか、アイドル的なのかな。


辻ちゃん加護ちゃんのMCが凄まじかった。ぶっ飛んでた。全然意味が分からなかった。というか、たぶん意味がなかった。完全に客をおいてきぼりにしていた。ただ二人がとても楽しそうだから、なんとなく満足してしまった。MCに限らず劇中も意味が分からない台詞がよくあったんだけど、二人が楽しそうだから問題なかった。辻ちゃん加護ちゃんはすごい。存在が奇跡。奇跡のミュージカルだった。