愚民159

人はただ十二三より十五六さかり過ぐれば花に山風

COOLになれ

今年の目標は「クールな日記を書く」で、Mおたんと電話で「クール!クール!」と連呼したり、Sさんちでも「クール!クール!クール!」とWSSのリフばりに連呼していたんだけど、やっぱり無理みたい…。
「COOL!」といえば思い出すのがこの漫画。

ジャンプで読んでいただけなのでうろ覚えなのですが、なんか知らないけどこの主人公は常にラジカセを持ち歩いていて、誰かに話しかけられるとあらかじめテープに吹き込んでおいた言葉を再生して会話をするのです。そして、なんか知らないけど物語がクライマックスになった時だけ、自分の肉声でバイクに跨りながら「COOL!COOL!COOL!」と叫ぶのです。あらゆる受け答え用の台詞を夜な夜な(まさか昼にはやらないだろう)一人で録音している姿を想像すると全然COOLじゃなくて笑えるのですが、このトンチキな設定が妙に私と弟のツボにハマってしまい、連載当時は弟とよく「COOLにな…」「COOL!COOL!COOL!」等々、無闇矢鱈に「COOL」を連呼しておりました。私が中3、弟が中1といったところでしょうか。アホ姉弟でした…。この漫画が終わった時、弟と二人でCOOLとの別れを惜しんだものです。最終回では一言だけまともに喋っていたような。この作者がゆくゆくはトンチキなテニス漫画で一世を風靡することになろうとは、当時の私たちには知る由もありませんでした…。