あしたのジョー
ジョーが切なすぎる。思うにジョーって悪い子じゃないんですよ。本当は素直ないい子なんですよ。ただ何が良いことで何が悪いことなのか教えてくれる大人がいなかっただけなんですよ。無償の行為がこの世に存在するってことすら知らないかわいそうな子なんですよ。丹下段平氏に無視されて落ちこむジョー、しあわせを噛みしめて夜中に一人布団の中で泣くジョー……胸きゅん。ああもうジョーってなんでこうなの!ジョー切ない!ジョーツンデレ!西と自転車二人乗りしてるジョーがかわいすぎる。早く4巻以降を買わねば。
- 作者: ちばてつや,高森朝雄
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2000/06/01
- メディア: 文庫
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なあ よう!
わるいようにゃ しねえ
どうだ このからだ
おれに あずけねえかっ
おめえのからだが
えらく 気になってな
へっへっへ
おめえってやつは
わしの宝物だぜ!
ひっひっひっひっひ
どれも常日頃、私が戸塚さんに対して思っていることなんですよ。ジョーの身体に惚れこみ、彼に自分の「あした」を託すことにした丹下段平氏と、戸塚さんの身体に惚れこみ、彼の大成を願って大枚つぎこんでいる私との間に差なんてありまして?たぶん私は丹下段平氏の生まれ変わりなんだと思う。年齢とか性別とかちょっとばかし違うけど、私なら彼を見事に演じきれるんじゃないかしら。
まぁ私が丹下段平氏を演じられるかどうかは置いておいて、ジュニアファンってみんな丹下段平だと思うんですよね。原石を見出し、それを磨き見守り、「あした」を夢見る。ジュニアファンはみんな丹下段平だ。
というわけで『あしたのジョー』は全ジュニアファン必読の書ですぞ。