愚民159

人はただ十二三より十五六さかり過ぐれば花に山風

PLAYZONE2006 Change(7月15日18:30公演)

初観劇でございます。戸塚さん、その髪型はどうなの?なんか90年代前半のハリウッド映画に出てくる少年っぽい。率直に言えば古い。フリーウィリーとかに出てきそうだもん(見たことないけど)。植草さんにがっついているおばちゃんがいるなぁと思っていたら、それはピン子とタキさんでした。宇津井健さんもご一緒に観劇。思いっきり台詞を噛んでたなぁ、ハセジュン……。
別にネタバレはないのですが、なんとなく隠します。良い評価にせよ悪い評価にせよ、情報は仕入れずに見に行くべきなのかもしれない。




プレゾン、気付けば2003年から4回見ています。まぁ1回はWSSなので実質は3回。ジャニーズのミュージカルはプレゾンだろうとSHOCKだろうとドリボだろうとみんな「なんちゃってミュージカル」に見えるのですが、なぜ「なんちゃってミュージカル」に見えるのかというと歌が物語にあまり絡んでこないからだと思うのです。普通のミュージカルって一番言いたいことを歌にして伝えてくるじゃないですか。私は歌詞の聞き取りがものすごく苦手なので、ミュージカルを見ていると大体途中でストーリーを見失ってしまうんです。そして大海原へ船を漕ぎ出してしまうという…。
その点ジャニーズって歌と物語にあまり関連性がないじゃないですか。「え、なんでそこで『行カナイデ』なの?」「え、ここで『情熱の一夜』なの?」「また『絆』歌うの?」などと一瞬は思うんですが、「まぁ最高だからいっか♪」で済むじゃないですか。形式だけはミュージカルぶってるけど、実はあまりミュージカルになっていないジャニーズのなんちゃってミュージカル。そのテキトーさ加減が私は嫌いじゃないのです。むしろ好きなんです。
でも今年のプレゾンはパンフに歌詞が載っていることからも分かる通り、結構きちんとミュージカルっぽくなちゃっているんですよね。劇の内容が歌詞に反映されているの。それがね、ちょっと寂しかったです。やっぱりプレゾンに行ったら「仮面舞踏会」を聞きたいんですよ。「仮面舞踏会」に限らず、少年隊の名曲を聞きたいんですよ(って、私が知らないだけで往年の少年隊曲もあったのかもしれませんが…)。ショータイムがないと聞いても特にどうとも思わなかったんだけど、やっぱりショータイムは必要かもなぁ。
ツボはそれなりにあったので細かい感想はおいおい書きますが、やっぱり去年のプレゾンが素敵すぎた…。去年のプレゾンというか去年の戸塚さんの髪型とコスチュームプレイが。去年は萌え衣装だらけだったもんなー。今年の衣装はひどいよ。MADが羨ましい。
そんな感じっす。