愚民159

人はただ十二三より十五六さかり過ぐれば花に山風

少年隊PLAYZONE2006〜Change〜(15日18:30公演、22日13:30公演)

最近の楽しみが朝の電車で日経に連載されている小松左京さんの「私の履歴書」を読むことと、帰りの電車でクンデラの『存在の耐えられない軽さ』を毎日30ページずつ読むことくらいしかなくて、ヲタ卒という言葉に妙にシリアスな重みが増しつつある今日この頃なのですが(でも振込貧乏)、日経といえば木曜の文化面にオーケストラ・ダスビダーニャの記事が載っていて、「ダスビダーニャって言葉、最近どっかで聞いたな〜」と思っていたら、あれだ、プレゾンだ。ネタバレになるので誰がどこで言っているのかは言いませんが(別に大したネタバレじゃないんですが)、「ダスビダーニャ」ってロシア語で「さようなら」って意味なんですね。勉強になりました。


気が向いたので、プレゾンのネタバレ感想書きます。戸塚さん中心です。そういえば22日はカメラが入ってました。




<1幕>
・You&Me&Who?
今年のプレゾンは戸塚さんから始まります。ほんとほんと、私の妄想じゃないです。戸塚さんがいきなり出てきて、女の子と手を繋いで去っていく、というなんかよく分からないけど衝撃的なシーンから始まります。これは「トッツーも今年でHatachi、大人の男なんだぜ。そこのヲタ女、いつまでも夢見てんじゃないYO!」という神(ジャニー)からのお告げなのでしょうか。夢見るオタクじゃいられない。それにしてもこの時の戸塚さんの衣装はひどいですね。なにあの赤いガラパン。∞SAKAおばちゃんROCKに登場するおばちゃん並におかしくて強烈なパンツです。あれはひどい。あれはないよ。この曲の時、双眼鏡で戸塚さんを見ていると福ちゃんも視界に入ってきて、ちょっと幸せな気分になれます。おすすめ。五関さんのつたないローラーさばきも素敵。河五は地上でローラーを履いてても、やっぱり手を繋いでぐるぐる回るんですね。も、もえ。

・回想シーン(研究所)
ABCもMADも作業着をお召しです。最初は少年院の囚人服だと思ってました。あきらかにあしたのジョーの読み過ぎです。基本的にみんなきっちり着ているのですが、河合くんはややはだけ気味。今年の夏も相変らず飛ばしてます。戸塚さんの着こなしは絶妙にダサいです。

・回想シーン(水槽)
ABCの人たちがトップスだけ白い7分袖の詰襟っぽいシャツに着替えて登場。研究生風です。このシャツ、なかなかピタッとしていて良い感じです。うへへ。相変らず一人だけ若干はだけてる河合くん…と思ったら五関さんもはだけてました。ABCは巨大な水槽をガラスにくっつかんばかりに見ています。中央では五関さんと河合くんが並んでお魚を見ているのですが、五関さんの姿勢が微妙に偉そうでときめきます。やや上手側に塚ちゃん、下手側に戸塚さんがいるのですが、なんと戸塚さんは尻をぷりっと突き出しながら水槽を見ているのです。その時の戸塚さんはマドンナよりエロいです。それから火事かなんかになって、その場で崩れて悶える戸塚さん。ぎゃーーーエロス!少年隊さんたちがアンタッチャボーな歌を歌うのはこのへん?あの振り付け、ファンだったらたぶんすごく好きです。曲も好き。少年隊さんたちの足にひっついてるMADも好き。

・悪魔の唄
妖しげな研究室でマッドサイエンティスティックな赤坂さんが歌います。この方が歌うと一気にミュージカル度が上がる気がする。スタイルいいし、歌もうまいから本格的なミュージカルにもっと出てみても良いのではないかと思います。ABCは上記の衣装のまま、戸塚田、河五の二人一組で妖しげな赤い液体の入った容器を持って突っ立ってます。私は手を上に真っ直ぐ伸ばしている人を見るのが妙に好きなので、その容器を上に掲げるところが妙に好きです。

・自分で選んだ明日を行く
少年隊さんたちが一人ずつ俺のPriorityを歌います。ヒガシ様バックにABC。これはABCスキー的に椅子に並ぶ1幕の見せ場の一つなんじゃないでしょうか。私は椅子よりこっちの方が好きだったりします。このシーン、戸塚さんは妙に襟ぐりの開いた(というか伸びきった)Tシャツを着てらして、戸塚さんの鎖骨が丸見えなのです!フンガー!椅子よりこちらが好きなのは戸塚さんの鎖骨効果だったりします。戸塚さんの鎖骨が私のPriorityなのです。ただこの時の戸塚さんがエロすぎると上層部(誰?)が判断したようで、22日に見に行ったらそのシャツの上から更にでかめのタンクトップみたいなのを着て、鎖骨が見えない仕様に変わってました…私のPriorityは儚かった…。Priorityを外に求めてはいけないという教訓を得ました。ニッキソロの時のMADの赤パンツ&サスペンダーな衣装がかわいくて嫉妬!こっしー付き合って!植草さんソロの時の衣装もいいよなぁ。MADはいいよなぁ。女性ダンサーと踊る辰巳がかわいすぎて釘付けになりました。一組だけおなご同士で踊っているように見えるの。ほんとかわいいんだが、辰巳を心からかわいいと思ってしまった自分がなんとなく悔しい。

・椅子プレイ
グレイのシャツという微妙きわまりない衣装だけど、椅子プレイは確かに良い。足を組んだり、横一列になって跳ねたり。椅子っていいよな。あれだね、横山さんの「HA」を思い出すね。椅子といえばHAみたいなところがあるよね。あとママラブズマンボ3の生田さん@ガテンとか。

・研究所
ヒガシ様とABCの対決。衣装は作業着。最初に塚ちゃんが登場。22日のやりとりが面白かったので転記。
東「お、塚ちゃんじゃないか」
塚「俺は塚ちゃんじゃない!」
(といって中国拳法風の構えを取る塚ちゃん。かっこいい。でもすぐやられる)
塚「こんなかわらしい少年に何するんだ!」
(とかなんとか言いながら捌けていく)
このあたり、ABCが「どうしたー!」と言いながら無意味にアクロバットを披露したり、ヒガシのまねっこをしながらヒガシを追いかけたり(22日は片腕腕立てをやらされていた)とコミカルな場面です。楽しい。本来ならMAが受け持つコーナーなんだろうなぁ。MAがやったらもっと面白いんだろうなぁ。ABCってコメディセンス皆無だからなぁ。でも22日はなかなか面白かった。この日、ビデオ撮りでよかったね。さてさて、このコーナーでなんといっても衝撃的なのは
塚「俺たちを」
五「ただの子供たちと」
河「思うなよ!」
戸「やれ!」
という台詞でしょう。子供たちなんてファンですら思ってないよ!子供たちと言ってる当の五関さんなんてもう21歳ですよ。確かにここ3年くらい外見はほとんど変わってないけど。

・少年の想い出
みんな同じ真っ赤なフード付きボレロ(というかマントいうかインバネスというか)を着て、両手に長い棒を持ってます。ABCもMADもいるんですが、みんな顔が見えないくらい深くフードをかぶっていて判別が難しい。ファンとして試されているような気がします。ただ人によってかぶる深さが違って、河合くんなんかは顔が結構見えるんです。戸塚さんは超深くかぶっていて、口元しか見えません。かぶり方からなんとなく性格が透けて見えるようで興味深い。1幕おしまい。


<2幕>
続く