『のんの19』を読んで(寄せられた胸に寄せる)
とうとう禁断の書物を買ってしまったのれす!!!!
- 作者: 田中和子
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2006/11/18
- メディア: 大型本
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そんなに胸を強調しなくとも!!!!
かつてハロモニで餅つきするジェスチャーをしながら「ぺったんこーぺったんこー…辻の胸!」なんて一発ギャグをかましていたののたんにこんなに色っぺー水着を着こなす日が来ようとは誰が想像できたことでしょうか。ただ女性なら感覚的に分かると思うのですが(女性じゃなくとも百戦錬磨の男性には分かるかもしれませんが)、この表紙の辻ちゃんの胸には寄せて上げた感が濃厚に漂っております。Aカップのわたくしだって文明の利器を活用すればこれくらいのブツを発現させることができるでしょう。実際に辻ちゃんの胸はさほど大きくなったわけではないのです。が、しかし「寄せて上げる」という行為を辻ちゃんがナチュラルにこなしてしまっているという事実そのものに、わたくしは涙を禁じえないのでございます。
3年ほど前に発売された辻ちゃんの初ソロ写真集『のの』にも水着ショットは数多くございました。
- 作者: Katchan
- 出版社/メーカー: ワニブックス
- 発売日: 2003/11/10
- メディア: 大型本
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けれども先日発売された写真集『のんの19』において、水着姿の辻ちゃんの胸はことごとく寄せて上げられておりました。寄せて上げるだけでは飽き足らず、それを更に強調するようなショットまで……嗚呼。
寄せて上げた胸――それは女の武器です。リーサルウェポンです。アルテマウェポンです。オリハルコンの剣です。女の武器をナチュラルに装備している辻ちゃん。その笑顔は彼女が既に少女から女への脱皮を完了してしまったという事実を私に突きつけるのです。その現実にただただこの世の儚さ、無常さを感じるのです。
私は物事の変化が苦手です。桜は散るからこそ美しいのかもしれませんが、私は満開のままでもいいじゃないと思ってしまうのです。少女が女性へ、あるいは少年が青年へ成長することは喜ぶべきことと分かっていても、ついつい悲しみ惜しんでしまうのです。私は良いファンではないのでしょう。もちろん現在の彼らにもときめきます。けれどもそのときめきは幼かった頃の面影を追っているだけなような気がします。現在の彼らを通して、私は過去の彼らをついつい見てしまうのです。
この写真集は素敵です。買って後悔はまったくしてません。最初の写真の衣装がものすごく好きです。髪下ろしののたん最強!!ああでも…とついつい逆接の接続詞を使ってしまう私は駄目なファンですね。やっぱり『辻加護』が一番好きだよ(泣)
- 作者: Shigeru Toyama
- 出版社/メーカー: ワニブックス
- 発売日: 2002/05/23
- メディア: 大型本
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