2010-01-14 山田・知念
お互いの思想の違いが如実にあらわれて興味深いことこの上なかったYCラジオ3週目木曜日。
- OPトーク。「私は男の子を見る時、まずは爪を見ます。みなさんは女の子を見る時、どこから見ますか?」
- 山田くんは雰囲気。
- 知念様は顔。
- 山田くんはオーラ。
- 知念様は顔。
- 山田くんは全体。
- 知念様は顔を見ないと人を区別できない。だから目、っていうか顔。
- いきなり爪を見るとか意味が分からない、とおっしゃる知念様。
- いきなり爪を見るのも変わってるとは思いませんよ、と山田くん。
- 見事なまでの平行線。
山田:まとまったのかな?
知念:そうですね、とりあえず始めないと、こうー。
山田:そうだな。
知念:時間がこうー。
山田:時間、うーん……。
知念:迫ってますから。
山田:時間、別にいいと思う。ゆっくりいこうや。
なにもまとまってないし、最後まで意見が重なりあわなかった。お互いが自分の意見をまったく曲げないのに、相手の意見をまったく否定しないところがまったくもって興味深い。この1+1=2にしかならない感じ、交わらないけどお互いそれで構わないという空気感は正直嫌いじゃない。むしろ、この2人に関しては仲良くしているより意見をぶつけ合っている方が萌える、ということに気付いた。
- お悩み相談。「特技がないことが悩みだけど、知念くんみたいにバク転を特技にすることにしたので、バク転の練習方法を教えて下さい」
- ユーの練習法はあってるから、そのままがんばれ。
- 勇気があれば、誰でもできる(BY.アントニオ山田)
知念:僕は練習方法とか覚えてないなぁ。
山田:そう。この子に聞くのは間違ってる。
知念:僕、4、4歳だったかなー。
山田:この人、一発で……。
知念:4歳だったかなぁ、初めてできたの。
山田:そう、だから知念は天才肌なんで、なんか吸収力がはんぱじゃないからー、やればできちゃうからね。うん、だから、うん、知念じゃないよ、聞くのは。
山田くんの「知念は天才」発言って、全然褒めていないんですよね。認めてはいるんだろうけど、褒めてはない。私は本当の天才とは、他人に教えることができない人だと思うんです。自然にできてしまって、そもそもなんで出来ないのか分からないから、教えることができない。素晴らしい選手が素晴らしい監督たりえないのは、往々にしてあることです。知念様はメンバーにアクロバットを教えているみたいだし、なんだかんだで的確なアドバイスもするし、やっぱり基本的には努力の人で、「天才型」ではなく「秀才型」なんだと思うんです。ただ、運動神経というものは生まれ持った資質が大きく左右すること、そしてその点では自分はものすごく恵まれていること、そのことを誰よりもよく理解しているんでしょう。だから、山田くんが知念様のことを「天才」の一言で片づけても、とくに否定も肯定もしないんだと思います。他人より少ない努力で達成できる点では間違ってはいないわけですから。知念様のこの「覚えてない」は、天才だから分からないって意味じゃなくて、単純に小さかったから覚えていないだけだと思う。
- イメージでやれ、イメージできればリアルにできる、という刺激的な意見をおっしゃる知念様。
- セブンではもったんだけができないし、やろうとしない。みんなでできたらかっこいいのに。
- 「りゅうたろうに無理矢理にでもバク転やらせようぜ!」という部分で、初めて意見が重なりあう二人。
- どんなに思想が違っても、こういうストイックで体育会系な根っこの部分の意見が合うから、この二人はやってけるんだろうな。
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