愚民159

人はただ十二三より十五六さかり過ぐれば花に山風

タッキー&翼 T&T 2011 SPECIAL LIVE(4/3・13:00開演/17:00開演・横浜アリーナ)

代々木にはいかず、滝つイベントに行ってきました。コンサートにお誕生日祝いというのはよくあることだけど、昨日今日で3公演やって、3公演ともお誕生日祝いをするというのは新しすぎる!!照れる滝沢さんがすごくかわいかった。
いつもならコンサートに行くと言いたいことがたくさん溢れてくるんだけど(特に私は滝つコンが異常に好きなので)、今回のイベント自体についてはあまり言いたいことがないです。たとえばフランス料理のフルコースを食べたらその感想について鼻息荒く語りたくなるだろうけど、いつも食べているご飯とお味噌汁がおいしかったということを改めて書こうとは思いません。今回の内容について語ろうと思わないのは、そういうことなんだと思います。日常に戻っていいんだということをじわじわと実感しました。滝沢さんも翼くんも私が知っている二人で、そのことが確認できて良かったです。


今回のイベントで一番印象深くて楽しかったのは2部の規制退場時でした。滝つの二人とジュニアがお見送りをしてくれるということで通常の規制退場よりもかなり長く待たされたのですが、会場で待っている間にできることといえばモニターに流れているPVを見ることだけ。正直言ってかなり退屈で、1部ではぼんやりとモニターを見ながら同行者と話をして待っていたのですが、2部では「夢物語」のPVにおたくが「タッキー!」と合いの手を入れ始めたことから、突然エアーコンサートが始まりました。PVに向かってノリノリで合いの手を入れ、統制のとれた動きで踊り始めるおたくたち。曲が間奏に入る度にお互いの健闘をたたえるようになぜか拍手が生まれ、ますます強まる連帯感。係員のお兄さんが「僕なんかの声ですみませんが」とユーモラスな前置きをしながら案内アナウンスをしてくれたことにも拍手喝采。あの瞬間、横浜アリーナは一つになりました。私のいたブロックに退場の順番が来たため立ちあがると、残ったブロックの人たちが手を振ってくれて、お互いにお手振りをしながら会場を後にしました。

私は滝つコンに行くたびに、滝つとファンの相思相愛な関係に感銘をうけている気がするんですが、このエアーコンサートが本当にすごく楽しくて、それ以上に気持ち良くて、たぶん滝つの二人がコンサートで感じているのってこういう気持ちなんじゃないかと思いました。いつもは彼らが与えてくれるものを受け止めるだけなんですが、このエアーコンサートでは私たち自身が与える側にもなっていて、少しだけ観客以外の立場を味わうことができた気がしました。とにかく滝つコンは心地よくて楽しい!といういつも通りの感想を持って終わった滝つイベでした。


ちなみに募金ジュニアは1部があべべ・佐久間・真田、2部は辰巳・越岡・松崎・福田・山亮・宮舘・岩本・深澤・野澤でした。あと2部に三宅の健ちゃん見学。あべべに「がんばってください」と言ったら「はい!がんばります!」と元気よくお返事をしてもらえて、思わずキュンとしました。本当にみなさん、お疲れさまでした。